スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

8月, 2018の投稿を表示しています

当ブログの閲覧にあたって

【ディーヴァな土曜日】不完全さを肯定するポップスター、Ariana Grande

Ariana Grandeはニコロデオンのアイドル的存在として2013年にデビューして以降、紆余曲折ありながらも実に珍妙なキャリアを歩んできた。そんな彼女はいまや最も重要なポップスターの一人である。単純に記録だけを見ても、先日リリースされた最新作『thank u, next』からの3曲がBillboard Hot 100でTOP3を独占するというThe Beatles以来の快挙も成し遂げている。 Ariana Grandeは他のポップスター達とは一線を画す、勇敢で、奇妙で愉快な、思慮深い人間味のあるポップスターである。この5年間、彼女は私たちに様々なことを教えてくれたが、その中で最も重要なメッセージは 「時に間違いを犯しても構わない。完璧でなくて良い。でも自分に正直であれ」 ということだった。 完璧を求められる女性ポップスター 女性のポップスターとして大成するには「完璧」でなければいけない、そう私たちは思い込まされてきた。それはMadonnaやBeyonceにしても、もしくは2010年代を代表するポップスターTaylor Swiftにしてもだ。常にヒット曲を出し続け、若々しいルックスを保ち、完ぺきなパフォーマンスをし、政治的社会的思想すべてにおいて尊敬できる行いをする「フルパッケージ」な存在であることがメインストリームで活躍する女性には求められてきた。もしも彼女たちがそこから一歩でも踏み外せば、途端に批判にさらされる。私たちはそんな例をいくつも見てきた。 そうしたフルパッケージなポップスターと一線を画すアーティストとしてRihannaが思い浮かぶかもしれないが、実は彼女こそ「完璧」なアーティストである。彼女には一切隙がない。「Rihannaを批判することで、逆にその人のブランドが傷つく、もしくは思考の浅はかさが露呈される」という次元にまで自分のブランドを構築してきたアーティストがRihannaである。では本当に「完璧」でなければいけないのだろうか。インディーでは、良いアルバムさえリリースできれば、完ぺきであることは求められない。メインストリームでの地位を確立したヒップホップ・アーティストにはむしろ完ぺきさが求められていない。その隙や弱さ、時に犯した過ちが逆にアーティストの魅力ともなり得る。 Ariana Grandeが2013年に、"T

CupcakKe、「マザファッカー共が私を好きじゃなかったとしても私は『ねぇ、アンタもいつかはわかるよ』って言う」

Cupcakkeが 『The FADER』 とのインタヴューに応じており、メディアや音楽業界への批判、さらに自身の活動を支えるゲイコミュニティーなどについて語っている。 メディアはあまりにも自身のセクシャルなイメージにばかりフォーカスしていると思うか訊ねられ、Cupcakkeは次のように述べている。「本当にそう思う。もっとシリアスな曲だってできるけど、たぶん50万ビューしか取れない。だけどセクシャルなことを私がすればすぐに100万ビューに行くんだもの。本当にどうなってんのよって感じ。私はセクシャルな曲以外の面もあるって何度も証明してきたけど、メディアはいつも取り上げたいものしか取り上げないの」 またCupcakkeはインディペンデントとして活動を続けている理由についても語っている。「私が言いたいのはこういうことよ。この業界は、肌の色が薄くて細くて、『ヨー、これヤバいぜ』って感じで男性の連帯保証があれば、地球上で最もつまらないアーティストになれる。Drakeがこういうことをしようとしてるって言いたいんじゃないけど、Drakeがこう言ったとする。『ヨー、俺このCupcakKeの曲に夢中なんだ』って。そしたらみんな私が好きになり始めるの。だってDrakeがその曲に夢中だって言ったから。その曲がクソつまんないかもしれないのに、Drakeが『ヤバいぜ』って言うからみんなもヤバいって思うの。そういう連帯保証がなければみんなこう思っちゃうからね。『彼女には何も保証がない。彼女はマジで可愛いけど、細くない。だからどうでもいいや』って」 「それがこの業界なの。悲しい業界だけど、実際そうなんだから。誰も責める気はない。そんなの関係なく私は自分の価値がわかってるから。マザファッカー共が私を好きじゃなかったとしても私は『ねぇ、アンタもいつかはわかるよ』って言う。だってそれが自分をリスペクトすることになるから。お金のために音楽をやってるんじゃない。大好きだからやってるの」 Cupcakkeは自身の音楽がゲイコミュニティーで受け入れられていることについても語っている。「ゲイのファンがいるって気付くのに驚きはなかった。だって私にはゲイの友人がいるし。『あらまぁ、あなたってゲイなの?私から離れて!』って感じじゃないわよ。そんなのありえない!『おしゃべりしましょうよ』って感じ。ゲ

Mitski、新作『Be The Cowboy』を語る。「暴力的な意味で女性っぽいアルバム」

Mitski MiyawakiことMitskiが、 『The Guardian』 のインタヴューに応じており、前作での成功や新作などについて語っている。 批評家から称賛された前作『Puberty 2』が成功し、LordeやPixiesといったアーティストのツアーを共にすることになるなど、大きな注目を集めているMitskiだが、彼女はその成功に関して非常に懐疑的な見方を示している。「あまりに長い間ハッピーだとね、何か悪いことが起きないかって待ちたくなるものなの。Anne Hathawayがすごく人気になった後に人々が彼女を嫌おうと決めたように。理由もなくね。それってどんな場所でも繰り返されるサイクルだから」 新作『Be The Cowboy』にストレートなポップソングが収録されていないことについて、彼女は次のように述べている。「微妙に狂気じみている感じね。常に、音楽として少しねじが外れてるような」 彼女は新作についてさらに次のように述べている。「女性っぽいアルバムっていうと、すぐにソフトで可愛らしいものに違いないって考えてしまうけど、私が言いたいのは暴力的な意味での女性っぽさなの。何かを望んだり、だけどそれは定義することのできない自分の欲望だったり、力を欲しがっているんだけど実際には力がなっかたりして、そのことで自分を責めてしまったり傷つけてしまうっていう、それで自分の中から暴力性が表出してしまうような感じね。社会的に受け入れられないような、たくさんの抑圧された怒りとか欲望なの」 「音楽を作るのにみんな違う理由を持っているけど、私の場合は他の人たちと繋がりを感じたいからなの」と彼女は語っており、さらに日系アメリカ人として両方のカルチャーから疎外されているという感情を歌にしているとも語っている。「私は孤独とかそういう感情とともに育ってきた。だけど音楽を通せば『見て、私たちは一緒でしょ。私たちは同じ感情を抱いてきたの。だからそんなに違わないの。私はここに属してるの』ってなれる。空腹なモンスターに近いかな。常に感情的なつながりを求めているの」

Troye SivanとAriana Grandeが対談。コラボレーション曲やLGBTQコミュニティーについて語る

新曲"Dance To This"で共演を果たしているTroye SivanとAriana Grandeが 『PAPER』 の中で対談を行っている。 二人は、"Dance To This"でコラボレーションを果たしたことについて語っている。Ariana Grandeは「待って、私からしゃべっていい?」と断ったうえでTroye Sivanに次のように語っている。「私はあなたに夢中なのよ。あなたはポップミュージックが必要としているものをすべて持っていると思ってるの。あなたのステージ上での存在感、歌声、美学、そしてアーティスト性すべてが本当に神聖なの。それにずっと前からあなたの大ファンなんだからね」 「あなたが私に"Dance To This"に参加してほしいって言ってくれたとき、それを聴く前から『すでにタイトでカッコいいものになるに決まってるわ』って感じだったの。すごく興奮したし光栄だった。そもそもアーティスト性はさておいて、あなたは文字通り私のお気に入りの小さなビーンなの。だって最高にキュートだしね。もっとおしゃべりできればなって思うんだけど、あなたはいつもプロモをしてるし3秒以上も家にいることはできないって感じだから。でもあなたが大好きなの。以上よ。いいわね、バーイ」 これに応じて、Troye Sivanは次のように語っている。「あなたの歌声そのものが雄弁に物語っているのは明らかだと思うけど、音楽的に頭を使う必要がないんだ。つまり僕が思うに、音楽制作においてあなたは文字通りレジェンドだし、あなたは心配することなんて何もない。これから一生記憶に残り続ける存在になるだろうし。だからこの曲では本当にチルでクールで素晴らしかった」 彼はさらに次のように続けている。「だけど僕が心をつかまれたのはね、っていうか僕はあなたに称賛の嵐を送っているし、きっと居心地が悪い気分になってるだろうから直接語るのはやめようと思うけど、Ariana Grandeについて心をつかまれたのはあなたがとてもリアルだってことなんだ。僕は本当につらい時期を過ごしてきた。リアルな話をさせてもらうけど、アメリカで友人を作ることについてね。だってオーストラリアではみんな違う風に友人を作るからさ。適応するのは大変なことだったんだけど、

08/28/18: Risky Alternative's Playlist

・Bauer x AJ Tracey x Jae Stephens - 3AM "3AM"は、Baauerの新曲。AJ TraceyとJae Stephensとのコラボレーション曲となっている。Baauer自身のプロデュース曲。 ・Cash Cash feat. Abir - Finest Hour "Finest Hour"は、Cash Cashの新曲。Abirがヴォーカルを務めている。Cash Cash自身のプロデュース曲。 ・Childish Gambino - Summertime Magic "Summertime Magic"は、Childish Gambinoの新EP『Summer Park』からのシングル曲。Donald GloverとLudwig Goranssonのプロデュース曲。 ・City Girls - Sweet Tooth "Sweet Tooth"は、City Girlsのデビュー作『PERIOD』からの1曲。The 90'sのプロデュース。 ・Dave East & Rick Ross - Fresh Prince of Belaire "Fresh Prince of Belaire"は、Rick Rossの来る新作『Port of Miami 2: Born To Kill』からのシングル曲。Dave Eastとのコラボレーションとなっており、Papamitrouがプロデュースを手掛けている。 ・Dean Lewis - Be Alright "Be Alright"は、オーストラリアのシンガーDean Lewisの来るデビューアルバムからのシングル曲。Dean Lewis自身、Nick Atkinson、Edd Hollowayのプロデュース曲。すでにオーストラリアのシングルチャートで1位を獲得している。 ・DJ Khaled feat. Justin Bieber, Chance the Rapper & Quavo - No Brainer "No Brainer"は、DJ Khaledの来る新作『Fathe

Ozuna、AkonやCardi Bが参加した新作『Aura』を語る

新作『Aura』をリリースしたばかりのOzunaが 『Billboard』 とのインタヴューに応じており、新作について語っている。 この新作をリリースするまでにもこれまで、さまざまなアーティストの作品に参加してきたことについて次のように語っている。「楽しいんだよね。グループにいるみたいでさ。Drake、Anuel、Wisin、J Balvinとか僕たちがコラボレーションをしたりビデオを一緒に撮った人たちと制作をしてると、自由になれるし、話をして創造をすることもできる。例えば僕はマイアミの道を歩くことはできないけど、セットの中でJ Balvinとはそれができるし、それって心地良いことだよ」 Ozunaは、Akonが参加した"Comentale"について次のように語っている。「実は簡単にできたんだ。同じ労働倫理を分かち合ってる人、つまり同じようなやり方で制作をしたい人と仕事をするのは簡単だよ。集まって4曲作ったんだ。1曲は彼のアルバムのためで、2曲は後々のためにね。彼は英語で歌ったかと思えばスペイン語で歌って、英語で歌った。彼は完ぺきにスペイン語を喋れない。僕が完ぺきな英語を話せないようにね。だけどお互いに理解し合ってるんだ」 OzunはさらにJ Balvinとの制作について次のように語っている。「彼は僕にとってかなり重要な人物だよ。僕のプロジェクトに彼がいるとき、彼の意見は重要なんだ。僕はファッションについて彼に助言を求めたりもする。彼にビデオを送って、これでいいか聞いたりもする。それに彼にはオーラがある。僕のアルバムに参加した人はみんな、誠心誠意やってくれたけど、みんな彼と一緒に制作したがっているんだよ。例えばCardi Bも『Billboard Latin Music Awards』に来たしさ」

Sia、素顔を見せてデートアプリを使っていると明かす。「何度かデートしたけど、みんないい人だった」

オーストラリア出身のSiaが 『Rolling Stone』 とのインタヴューに応じている。Siaは音楽界で顔を隠しウィッグをつけていることで知られているが、彼女はこのインタヴューの中で、TinderやBumbleといったデートアプリを使っており、そこでは偽の名前を使っている一方で素顔を見せていることを明らかにしている。 「何度かデートしたけど、みんないい人だった」と現在ロサンゼルスに住んでいる彼女は語っている。「とてもおかしかった。いい練習になったわ。親密になる練習をしようと思う。だってオーストラリアではデートをしたりしないからね。ただ結ばれるだけのものだから」 2週間の交際でErik Langと結婚したSiaは2016年に離婚している。「『この人は私に合う人じゃないと思う』って言うまでに2回か3回はデートするの。それって興味深いプロセスよね。42歳でデートしてるんだから」 一方で、Siaは同じインタヴューの中で、自身の体型に対して抱いていた悩みについても語っている。「10年以上クレイジーなくらいダイエットをしていたの」と彼女は説明している。「『ホットなポップスター』みたいなステレオタイプに自分を合わせようと思ってね。でもある人が言ったの。『モデルになる必要はない。君は立派なアーティストなんだ。君がどんな見た目かは文字通り重要じゃないんだ』ってね」

注目のラッパーYung Pinch、「俺は自分のことをアーティスト寄りの人間だと思っている」

カリフォルニアのラッパーYung Pinchが 『HipHopDX』 とのインタヴューに応じている。スキャンダルとは無縁で、SoundCloud上でファンベースを増やしていったYung Pinchは、現在G-Eazyのツアーにも同行するなど、注目されている。 「俺は自分のことをアーティスト寄りの人間だと思っている。エンターテイメントがそこに付随してるだけでさ」とYung Pinchは語っている。「俺は自分で音楽を作るのが大好きだけど、自分をエンターテイナーだと考えようとは思わない」 「俺はいつもハッピーで友好的になろうとしてるだけだよ」と彼は続けている。「そういうのって最近では稀だけどさ。人生において他のことよりも音楽に専念しようといつも努力している。音楽は俺にとって人生におけるすべてのことからの逃避みたいなものだからさ。だけど同時に、音楽がうまくいき始めるのはクレイジーでもある。人生はどんどんクレイジーになっていく。そうすると新たな問題、新たな状況、あらゆる新しいことが生まれるんだ。そうすると好きなことが音楽制作の妨げになり始めるわけだけど、第一に音楽を作ることで、そういうとことまできたわけだしさ」 「俺の音楽が人々に与える影響がいかに大きいのかを見るのは素晴らしいことだし、驚くべきことだよ」とYung Pinchは語っている。「それにどれほどたくさんの人に感動を与えているかってことを思うとね。はけ口としてスタジオに入って音楽を作っていたことが、こんな風になるなんて思ってもなかった。ただ感謝したいと思ってるし、それを利用したいと思っている。悪用はしたくないんだ」

Alessia Cara、グラミー最優秀新人賞獲得は「辛いことだった」と語る

Alessia Caraが、『Beats 1』のインタヴューに応じており、自身の曲作りについてやこれまでの成功についてなど様々なことを語っている。 自身のヒット曲がラジオから流れてくるときの自身の反応を彼女は次のように語っている。「数週間前にラジオで自分の音楽を聴いたと思うんだけど、変な感じだった。なんてことなのって感じで、この音楽って2歳児みたいって思った。えぇ、本当に奇妙な感じなの。自分がこれまで出してきた中でお気に入りの1曲だったはずなんだけど、だからこそ私にとって最初の子供みたいだったの。つまり、私の初めての子供だったわけ」 また、Alessia Caraはグラミー賞で最優秀新人賞を受賞したことについても語っている。「始めは私にとって少し辛いことだったと思う。だってそれって微調整だもん。それって移り変わっていくもの。そして私はただアーティストとして変化していったり、自分の人生やキャリアの面で変化していくだけじゃなくて、私自身が変わり続けている。みんなわかっていることだけど、ティーンエイジャーから大人になると女性としていろんな感情に襲われるもの。だから辛かったの」 Alessia Caraは一方で自身のソングライティングのプロセスについても語っている。「不思議よね。だって曲を書いていた時、たとえばファーストアルバムでは、誰がそれを聴くことになるのか知る術もなかったんだから」と彼女は述べている。「かなり早くからアルバムのために曲を書いていたから、もちろんみんなのためにやってはいたけど、それは主にそういうのが不安だったからだって私は感じているの」 彼女はさらに新作の題材についても語っている。「成長し自分自身について学んでいく人間の経験について語っているの。このアルバムは私以上のものが、つまり人生が反映されている。そしてみんなが私の経験の中に自分たち自身の経験を見出してそれを楽しんでくれたらって願ってる」 また新作には一切コラボレーション曲はないと明かしている。「完全に私よ。みんなガッカリするだろうなって思ってる。だって私たちはいまコラボレーションだらけの世界で生きているようなものだから。コラボ相手はたくさんいるしね」

Noah Cyrus、Lil Xanとの熱愛を語る。「お姫様みたいに私を扱ってくれるの」

Noah CyrusとLil Xanが、先日開催されたMTV VMAsの会場で 『Billboard』 とのインタヴューに応じており、二人の熱愛関係について語っている。 Noah Cyrusは、Lil Xanのどこが一番好きか訊ねられ、次のように応じている。「彼を見て!この小さくてキュートな顔とこの笑顔を。それに彼ったら最高に優しくて、お姫様みたいに私を扱ってくれるの。お腹が空いたら彼はチキンナゲットをくれるし、一日中5秒おきに私のことを美しいって言ってくれる。だから彼は最高に優しいってわけ」 また、Lil XanはNoah Cyrusのことを「ココ・ノノ」と呼んでることを明らかにしており、その理由を「彼女は寄り添って寝るのが好きでコアラ」みたいだからだと語っている。 また、Lil XanはCyrus家とすでに対面したことを明らかにしている。「Mileyに会ったんだけど、愛に溢れていたよ」 Noah Cyrusはさらに次のように続けている。「私たちはパパの家に行ったんだけど、パパは完全に私みたいでダラダラしてたの。私もいつもすごく疲れてるからね。そしたらパパが『ゲストルームに戻ってテレビでも見たら?』って言ったのね。それで私たちはそこで意識を失ってたらMileyとママが入ってきたの。それで私は『あら、完ぺきなタイミング。私のボーイフレンドに会えるわ』って言ったの」

Blood OrangeことDev Hynes、Puff Daddyも参加した新作『Negro Swan』を語る

Blood OrangeことDev Hynesが 『The Guardian』 とのインタヴューに応じており、来る新作『Negro Swan』について語っている。 Dev Hynesは今作がどのようにして完成したかについて次のように語っている。「たくさんの場所に行ってたんだ。だから最終的にいろんな場所で制作された作品になったよ。東京や大阪、フローレンス、コペンハーゲンとかね。自分をホテルやAirbnbの中に閉じ込めて、こういう実験をしようとしたんだ。もしも近くにスタジオがあるのがわかったら部屋を予約するんだ。ハードドライヴ以外何も持って行かなかったからね。そうすればどんな場所であれスタジオを見つけたら使わなきゃいけなくなるからさ」 Dev Hynesは、学校終わりにいきなり殴られた経験を歌った収録曲"Orland"について次のように語っている。「これは、超自叙伝的な曲だよ。特定の状況について僕はあまり書かないんだけど、この曲に関してはロングブリッジ・ロードからチャッドウェル・ヘルスに向かうバスに乗ってたら途中でたくさんの邪魔にあったことについての曲なんだ」 さらにその「邪魔」とは、殴られたことであることを彼は認めている。「たくさんね」 「音楽は常にそこで奏でられているものだった。僕はオーケストラでチェロを弾いていてたし、メタルバンドでドラムとベースをプレイしたりした。だけど実際、メインでやってたのはサッカーをすることだった。17歳まではそれが1番のことだった。ダゲナム・アンド・レッドブリッジFCでプレイしてたんだ。今でもサッカーは週2回するよ」 さらにDev Hynesは、音楽に真剣に取り組むようになったのは最近のことであることも明かしている。「クレイジーに聞こえるかもしれないけど、Solangeと一緒に制作をしてBlood Orangeの2作目に取り組むまでは違ったんだ」 「Solangeと会ったら、物事が前進し始めたんだ。こう感じ始めたんだよ。あぁ、たぶんこれが僕が実際にやっていることなんだって」 また、Dev Hynesは自身のアルバムに対する批評は全く読まないと語っている。「理由はないんだ。ただ僕はそのために音楽を作ってるわけじゃないからさ。仮にポジティヴなものでもそんなに自分にとって意味のあることには思え

08/21/18: Risky Alternative's Playlist

・Ariana Grande - God Is A Woman "God Is A Woman"は、Ariana Grandeの来る新作『Sweetener』からのセカンドシングル曲。Ilya Salmanzadehのプロデュース曲。 ・Benny Blanco, Halsey & Khalid - Eastside "Eastside"は、プロデューサー・ソングライターとして成功を収めているBenny Blancoのデビュー・シングルで、KhalidとHalseyが参加している。Benny Blanco自身とwatt、Cashmere Catのプロデュース曲。 ・Ciara - Level Up "Level Up"は、Ciaraの来る新作からのファーストシングル曲。J.R. Rotemのプロデュース曲。 ・CupcakKe - Hot Pockets "Hot Pockets"は、CupcakKeは来る新作からのセカンドシングル。Mando FreshとYe Aliのプロデュース曲。 ・Higher Brothers & BlocBoy JB - Let It Go "Let It Go"は、88risingのコンピレーション・アルバム『Head in the Clouds』からのセカンドシングル曲で、BlocBoy JBとHigher Brothersのコラボレーション曲となっている。Falconsのプロデュース曲。 ・Interpol - The Rover "The Rover"は、Interpolの来る新作『Marauder』からのファーストシングル曲。 『NME』 に対し、彼は次のように語っている。「リリックに関してこの曲のアイデアは、"The Rover"ってキャラクターのことなんだ。彼は基本的に最後の審判の日みたいなメッセージを説教して回っているんだけど、彼はとてもカリスマ的で人を惹きつける人物でもあるんだ」 ・Jain - Alright "Alright"は、来る新作『Souldier』からのシングル曲。Yodelic

YG、新作・ファッション・地元・メンタルヘルスを語る。「自分のサウンドを手にしたらユニバーサルなものにすればいい」

新作『Stay Dangerous』をリリースしたばかりのラッパーYGが 『Vulture』 とのインタヴューに応じており、ブレイク前からのコラボレーターであるDJ MustardやTy Dolla $ignとの友情関係やメンタルヘルスなどについて語っている。 新作のカヴァーの中で2Pacの『All Eyez On Me』を想起させるレザーのベストを着用していることについて触れられると、YGは次のように述べている。「2Pacはずっと前にウェストコーストで一番ヤバかったはずだよな。彼は最高のファッションをしていた。俺の着ているファッションは彼のとは違うものだと思うけど、俺たちはウェストコースト出身のファッショナブルなストリートの黒人同士だから比べられるんだろ。彼が残していったところから俺がまた始めているって感じだと思う」 YGはさらに『Stay Dangerous』というタイトルの意味を述べている。「危険なままでいろってことだよ。コンセプトは、自分らしくいろってことだ。準備を整えたままでいろ。危険と隣り合わせでいろ。次に来るマザファッカーの10歩先にいろ。敵だけじゃなくすべての人のな」 「前の2作は、ディープなストーリーラインみたいなのがあった。これにはそんなディープなストーリーラインみたいになのはあんまりないんだ」 また、YGは2010年のデビュー曲"Toot It and Boot It"で、Ty Dolla $ignとコラボしているが、両者がKanye WestやBeyonce、Drakeといった大物アーティストと制作を共にするようになるまで成長したことについても語っている。「Tyはミュージシャンとして音楽的に、グループの中でずっと一番才能のある奴だった。彼はいつもビッグ・ブラザーだよ。彼が俺たちに全て教えてくれたんだ。Mustardがビートを作り始めたころ、彼がMustardを手伝っていた。なぜならMustardは始めビートを作ってことがなかったからね。彼は俺のDJだった。ただDJをしていたんだ。彼がビートを作り始めて、Tyはよくアドバイスやサウンドとか何もかもを彼に教えてやってた」 さらにYGはDJ Mustardと一時期不仲でありながら、関係を修復し新作では一緒に制作を行ったことについて語っている。「俺たちはかな

The 100 Best J-Pop Songs in 30 Years(平成30年間のJ-POP100曲)

100. SPEED - my graduation (1998) 099. ONE OK ROCK - Mighty Long Fall (2014) 098. ORIGINAL LOVE - プライマル (1996) 097. MISIA - つつみ込むように... (1998) 096. 中島美嘉 - 僕が死のうと思ったのは (2013) 095. 山崎まさよし - One more time, One more chance (1997) 094. aiko - ボーイフレンド (2000) 093. EAST END + YURI - DA・YO・NE (1994) 092. 小田和正 - ラブ・ストーリーは突然に (1991) 091. 清水翔太 - My Boo (2016) 090. くるり - ロックンロール (2004) 089. MONKEY MAJIK - アイシテル (2009) 088. 水曜日のカンパネラ - アラジン (2016) 087. MINMI - The Perfect Vision (2002) 086. JUJU - PLAYBACK (2015) 085. 奥田民生 - イージュー★ライダー (1996) 084. CHEMISTRY - PIECES OF A DREAM (2001) 083. alan - 明日への讃歌 (2007) 082. 高橋真梨子 - ごめんね・・・ (1996) 081. Superfly - Beautiful (2015) 080. SUEMITSU & THE SUEMITH - Astaire (2006) 079. Angela Aki - This Love (2006) 078. Do As Infinity - Yesterday & Today (2000) 077. スチャダラパー feat. 小沢健二 - 今夜はブギー・バック (1994) 076. 東方神起 - どうして君を好きになってしまったんだろう? (2008) 075. ゆるふわギャング - Fuckin' Car (2016) 074. 加藤ミリヤ x 清水翔太 - Love Forever (2009) 073.

Arctic MonkeysのAlex Turner、素晴らしいリリックをどのように生み出してきたかを語る

Arctic MonkeysのAlex Turnerが 『Vulture』 に対し、どのように素晴らしいリリックをこれまで生み出してきたのかについて語っている。 「リリックは大抵、朝思いつくんだ。一日のうちの始めの15分のうちにね。それか真夜中に外出しているときだね」とAlex Turnerは語っている。「バーにノートブックを持って行って、そこで一文書き留めておくんだ。そしたら多分、次の日にはそれを見て『おぉ、興味深いな。これを曲に入れよう』って思うんだよね。だけどそうじゃないときは、『John LennonはTVのシェフ』とか書いてあるんだけどさ」 一方で、Alex Turnerはその技巧の凝らした歌詞にも関わらず、音楽を先に作ることが多いとも明かしている。「僕の場合、方向性を決めて言葉を引き出してくれるものが音楽のサウンドなんだ。メロディーこそが、何かを言いたくさせるんだ。中にはメロディーの特徴にフィットするような言葉を書くと、それは意味のない言葉の羅列になると思ってる人もいるけど、真実は全く逆だと僕は思う。これまでで最高の曲のうちの一つ、Leon Russellの"A Song for You"にこういう一節がある。『もしも僕の言葉がうまくまとまらなかったら、ただこのメロディーを聴いてほしい。そこに僕の愛が隠れているから』それこそが、僕にはすごくうなずけることなんだ」 また、Alex Turnerは自分の中で締め切りを設けることの重要性も語っている。「もしも誰も僕を止めなければ、永遠に言葉をつけ足したり変えたりし続けることになるだろうけど、時間をかけても悪くなっていくだけだと思うんだ。僕らのプロデューサーJames Fordのことを信用していて、僕がもうこれ以上物事をよくできないってなったら教えてくれるんだ。スタジオでは僕は可能な限り最後の最後まで細部にわたってリリックに取り組みたいからね。だけど僕がそうしてる間、バンドはいつもからかってきて、僕のリリックを全部クリスマスソングかな何かに変えようとするんだけどさ」

Kid Cudi、鬱との闘いを終えて今は「心から幸せ」だと語る

Kid Cudiが 『Billboard』 とのインタヴューに応じており、Kanye Westとのコラボレーション作となった『Kids See Ghosts』の他、自身のメンタルヘルスの問題について語っている。 Kid Cudiは『Kids See Ghosts』をワイオミング州で完成させたことについて、その過程において印象に残っていることについて次のように述べている。「キャンプみたいな感じだったんだ。クリエイティヴな人たち全員で作ろうとしたスーパーキャンプみたいな感じだ。一緒に食事をして笑い合ったんだ。くつろいだよ。Nasと過ごせるなんてすごくクールだよね。すごかったよ」 さらに彼は次のように続けている。「本当に楽しんだよ。Kanyeは家族と一緒にいてね。彼の父親もそこにいたしさ。俺たちはどの曲を使いたいかわかってたんだ。"Reborn"は俺たちのものだったし、"4th Dimension"も俺たちのものだった。だから微調整することに時間をかけたんだ」 その"Reborn"について彼はさらに次のように語っている。「続けていこうって感じのサウンドになっていると思う。俺たちは今どこにいるのか。ここからどこに向かうのか。みんなそういう俺のレコードを聴いてなかったと思うしね。俺はいい状態だし、大丈夫だってことは言ってこなかった。『Passion, Pain & Demon Slayin'』では、世界に俺は調子がいいって伝えたことはなかった。だってまだいい状態じゃなかったからね。考えていたんだ。どうやってこの世界に知らせればいいんだろう?って。Kanyeがあの曲を使いたがったのは良かった。なぜなら二人にとって完ぺきな曲だったから。俺たちは乗り越えて、二人とも生まれ変わったんだ。今までは"Reborn"みたいな曲を作ることはできなかっただろうね。まだ生まれ変わったとは感じてなかったから」 さらに自身が鬱と闘っていることをFacebookで明かした際に、世間からもらった反応について語っている。「俺は明らかにして、歩き始めていた。でも数時間経って、このニュースが拡散されたのを見たんだ。本当に怖かったよ。始めはどの記事も全く読まなかったんだ。みん

ヒットメーカーMurda Beatz、Drake"Nice For What"の制作プロセスを語る

近年、多くのヒット曲を手掛けているプロデューサーのMurda Beatzが 『Entertainment Weekly』 に対し、自身が手掛けたDrakeの大ヒット曲"Nice For What"の制作プロセスについて語っている。 Murda Beatzは幼少期にはロック音楽に親しんできたことを明らかにしている。「そういうのが僕の家ではかかってたからさ。Led Zeppelin、AC/DC、Metallica、Ozzy Osbourne、Nirvana、Aerosmithとかほとんど全部聴いたよ。大人になるにつれて、トラップ・ミュージックのビートが本当に大好きになり始めたんだ。最初の頃、Slim Duncanと一緒に曲を書いてみたかった。だけど僕がビートを作り始めたころにちょうど亡くなったんだ」 さらに彼は現在の自身の音楽的趣向についても語っている。「たくさんいろんな音楽を聴いてるよ。基本的に音楽に関しては本当に耳をオープンにしてるからね。全部好きなんだ。そうじゃなきゃね。自分のこれまでの歴史を知る必要があるし、できる限りすべてを学ばなきゃいけないんだ。そうだろ?僕は何度も異なるビートを作ってきた。自分が作っているものがどうなるかわからないようなものをね。文字通り音楽を制作しているし、しかるべき方法で生まれるんだ」 Drakeの"Nice For What"に関して、Lauryn Hillの"Ex-Factor"を筆頭にBig FreediaやBig Tymers、The Shadowsなど様々なサンプリングを用いていることについて、その制作プロセスについて彼は次のように語っている。「時には特定の何かを探し求めに行くこともあるし、時にはYouTubeサーフィンをしたりしてランダムにサンプリングが思いつくんだ。もしも調べて誰もそれをまだ使ってないってわかったら、それを使って制作を始めるんだ。わかんないけど、サンプルってアイデアに制限がないようなものじゃん?たくさんの人が時々ある1曲をサンプリングしている。しかもその多くは、どんなものになるかやどんなものにしたいかについて、アーティストと彼らの創造性にかかっているんだ。他のアーティストが使ったサンプルを使いたくないアーティストもいれば、気にしない人も

"Medicine"がヒット中のQueen Naija、「私は何も特別なことはしていないと思ってた」

"Medicine"が全米で現在ヒット中のQueen NaijaがデビューEP『Queen Naija』をリリースしており、『Genius』とのインタヴューに応じている。 「みんなが『ワオ、この曲はヤバい。すごくいい』って言ってくれるのを何度も聞いてきた。だけど私は自分自身や自分のやっていることについて、多分そういう風には考えていないの」とQueen Naijaは"Medicine"の成功について語っている。 「私はただ『あぁ、私は自分のことを自然体でやってるし、それはすごくいいな』って思ってる。私は何も特別なことはしていないと思ってたの。みんなが私にくれる反応を知るまではね」 また、Queen Naijaは幼少期から持っていた歌に対する情熱についても語っている。「3歳の時のことよ。私は本当に小さかったけど、いつも家の中を歩き回って歌ってたの。教会でも歌おうとした。おばあちゃんは私を聖歌隊の前とかで歌わせようとしたの。私はいつも学校のタレントショーに挑んだりしていて、勝利するつもりだったわ」 「私は自分が何者か知ってるし、これが私の目標だってわかってる。他のみんなが何を言おうと関係ない。私は自分のやってることに本当に自信がある。みんな今はそういうことを言おうとするかもしれないけどさ。だけど私があのグラミー賞を取ったら、みんな同じような態度を取ろうとするかしら」

08/14/18: Risky Alternative's Playlist

・Betty Who - Taste "Taste"は、Betty Whoの新EP『Betty, Pt. 1』からの1曲。Pretty Sisterのプロデュース曲。 ・Brockhampton - 1999 WILDFIRE "1999 WILDFIRE"は、Brockhamptonの来る新作『THE BEST YEARS OF OUR LIVES』からのファーストシングル曲。Q3、Joba、Kevin Abstract、bearface、Romil Hemnaniのプロデュース曲。 ・C. Tangana - Bien Duro "Bien Duro"は、C. Tanganaの新曲。DVLPのプロデュース曲。 ・Charli XCX - 5 In The Morning "5 in the Morning"は、Charli XCXの来る新作からのシングル曲。The Invisible Menのプロデュース曲。 ・Christine and the Queens - Doesn't Matter "Doesn't Matter"は、Christine and the Queensの来る新作『Chris』からの1曲。Christine and the Queens自身のプロデュース曲。 ・Iggy Azalea feat. Tyga - Kream "Kream"は、Iggy Azaleaの新EP『Survive The Summer』からのファーストシングル曲。GT of Ear Drummers、Wallis Lane、Ronny Jのプロデュース曲。Tygaが参加しており、Wu-Tang Clanの"C.R.E.A.M."がサンプリングされている。 ・J. Balvin, Zion & Lennox - No Es Justo "No Es Justo"は、J Balvinの新作『Vibras』からの1曲。ZionとLennoxが参加している。TainyとSky Rompiendo El Bajoのプロデュース曲。 ・Kh

Charlie Puth、「永遠に"See You Again"の男の子になってしまうのが心配だった」

Charlie Puthが 『Rolling Stone』 とのインタヴューに応じており、自身の音楽制作に関して様々なことを語っている。 世間に彼の名が広まるきっかけになった『ワイルドスピード』からの世界的大ヒット曲"See You Again"の存在について、Charlie Puthは次のように語っている。「永遠に"See You Again"の男の子になってしまうのが心配だったんだ。高い声で歌ってた男の子っていう風にね」 曲を共作することが当たり前となっている現在の音楽業界において、セルフプロデュースを手掛けた"Attention"について彼は次のように語っている。「彼ら(レーベルの人間)がこの曲を聴いて、もっとこういうのが聴きたいって思ってくれた。みんなを興奮させることができたんだ」 また、Charlie Puthは今作で、Boyz II MenやJames Taylorといった偉大なアーティストたちと共演を果たしているが、彼は特にJames Taylorとの共演について次のように語っている。「彼がスタジオに来た時、すごく緊張したよ。だけど『このメロディーを試してもらえませんか?』って僕が言ったら、彼は『あぁもちろん』って言ってくれたんだ。彼はとても謙虚だった。夢がかなった瞬間だね」 また、Charlie Puthは音楽ナードとしての一面も見せている。「どうしてみんな楽器の音も一緒に歌わないんだろうね?」と彼は語っている。「Bruce Springsteenの"You're Missing"を聴いてスネアドラムの音が好きじゃないなって感じたのを思い出す。僕がプロデュースするとしたら、このスネアドラムはもっとタイトな感じにするなって考えたんだよね」 Charlie Puthはさらに、次作の展望についても明らかにしている。「『Voicenotes』みたいな感じには全然したくないんだ。考えているところなんだけど、僕の頭にとどめておくことにするよ」 「成長してよりいい曲を書けるようになる唯一の方法は、今ももっといい曲を書こうとしているプロセスの途中にいるんだけど、人と一緒に制作することなんだ。自分だけで制作するだけなら、せこいことをしたり約束をする必

Dua Lipa、DiploとMark Ronsonとのコラボレーションを語る

Dua Lipaが、Mark RonsonとDiploのコラボ・プロジェクトであるSilk Cityとのコラボレーション曲をリリースする予定であることを 『Rolling Stone』 に明かしている。 「私たちは一緒に曲を作ったの。またすごく楽しみになってきたわ」とDua Lipaは語ってる。「何か違う感じなの。だけど私のアルバムにも取り入れたいと思うような新しい音楽か何かに導き入れてくれるものになっている。何か昔に戻った感じの要素もある。ダンスっぽいんだけど、ポップソングなの」 彼女はさらに次のように語っている。「ビデオも撮影した。一昨日撮ったんだけど、昨日の朝午前7時に終わった。私たちは夜通しで撮影したの。残念ながらルーブルでは撮影しなかったけどね。ニュージャージーよ」 Dua Lipaは『Rolling Stone』に対し、デビュー作『Dua Lipa』に続くセカンド・アルバムもレコーディングを始めたことを明らかにしている。

Beyonce、「奴隷所有者の血統を引いていること」を明らかに

『Vogue』 の表紙を飾ったBeyonceが、その最新インタヴューの中で、自身の人種的生い立ちや若手アーティストのために門戸を開くことなどについて語っている。 「最近私の家系を調査したの。それで私は、ある奴隷に恋に落ちて結婚した奴隷所有者の血統を引いてることを知ったの」とBeyonceは語っている。「時間をかけて、この事実を受け入れなければならなかった。これはどういうことなんだろうって疑問に思ったけど、正しく理解しようと努めたわ。なぜ神が私に双子を授かってくださったのかの理由はそこにあると今は信じてる。男性と女性のエネルギーが初めて私の血の中で共存し育つことができた。自分の家族で繰り返されてきた呪縛を私が断ち切ることができることを祈ってるし、子供たちができるだけ複雑な人生を送ることにならないよう祈ってる」 彼女は自身の家族について「壊れた男性と女性の関係、権力の乱用、不信感」の問題を先祖代々抱えてきたと語っている。「だから自分自身の恋愛関係でそれがはっきりわかった時には、自分自身の恋愛関係ではこうした衝突を解決できたの。過去と繋がり、自分たちの歴史を知ることは、私たちを傷つけもすれば美しくもするってことよ」 一方で、Beyonceは若手の女性アーティストに門戸を開いていきたいとも語っている。「私にとって、若いアーティストたちのドアを開ける手助けをするのは重要なことよ。文化的かつ社会慣例的な障壁が本当にたくさんある。だから私はできる限りのことをして、活動のフィールドを同等のものにしたいし、彼女たちの声を重要じゃないと思っているような人たちのためにそうではない物の見方を教えてあげたいの」 「私より前に存在していた素晴らし女性たちのために誰かがその機会を与えていなかったらって想像してみて。Josephine Baker、Nina Simone、Eartha Kitt、Aretha Franklin、Tina Turner、Diana Ross、Whitney Houstonとそのリストは続いていく。彼女たちは私たちのためにドアを開けてくれたの。私も才能ある次の世代のために門戸を開くようにできる限りのことができていればって願っている」

Mac Miller、Ariana Grandeとの破局後の心境を語る。「僕は自分の居場所を見つけようとしていたし、どう進むべきか見極めようとしていた」

新作『Swimming』をリリースしたばかりのMac Millerが 『Rolling Stone』 とのインタヴューに応じており、Ariana Grandeとの破局後の心境などについて語っている。 2年間に渡って交際したAriana Grandeについて、Mac Millerは「僕は彼女を一人の人間として長い間大事にしてきたよ」と語っており、彼女がMac Millerとの破局後6週間でPete Davidsonと婚約したことについても次のように述べている。「心から嬉しく思うよ。それが彼女の前進の仕方だったんだ。彼女にとって良いことだよ。進め、進んで、進み続けよう!彼女はそうすべきだよ。本気で思ってるんだ。いいんだよ。今僕には余裕があるしさ。それも最高なことだよ」 さらにMac Millerは破局後の心境について次のように語っている。「僕は自分の居場所を見つけようとしていたし、どう進むべきか見極めようとしていた。つまり、誰かに答えを求める気分じゃなかったんだ。誰にもそんな権利はないしね」 「僕はこのことについては平気なんだ。本当にさ。現実に何が実際起きたかわかってるし、僕にはそれで十分だよ」 「実際に外の世界に行けば、みんなからたくさんの愛をもらって、ささいなことなんて全然重要じゃないってことに気付くものだよ。最近は本当にいろんなタブロイドに囲まれてきたけど、気付いたんだ。人々が僕のことをどう思おうとかまわないってね」

Carrie Underwood、昨年の転倒事故による顔面損傷を語る。「魂を探求する年だった」

来月『Cry Pretty』をリリース予定のCarrie Underwoodが 『redbook』 とのインタヴューに応じており、新作についてや40針以上縫うことになった昨年の顔面損傷などについて語っている。 Carrie Underwoodは新作のテーマについて次のように語っている。「教会に行くとたくさん泣いてしまうの。そのメッセージに突き動かされてね。だけどティッシュを持っていくのをいつも忘れちゃうんだけど!フラストレーションで泣くことは私はめったにないの。たぶん悲しい涙を流すよりも、喜びの涙を流す人間だから」 「私の『オフの年』だった2017年はたくさんのことが起こった。『君は一年間オフをとったんだ』ってみんなが言ってくるのは嬉しい。私は『あのね、この写真撮影をしたら、こいうことをしたの。それからこの曲を書いて、これを歌ったところなの』みたいな感じの人間だから。常に本当にたくさんやることがあったの。だけど私にとっては本当に魂を探求する年でもあったわ」 さらに自身を魂の探求へと駆り立てた事故について語っている。「パーソナルな出来事がいくつか起こったから。あの事故もあったし、乗り越えなきゃいけないすべてのことがあった。そしてそれこそが人生なの。人生はアップダウンだらけで、去年はアップよりもダウンの方が少し多かったってことなんだと思う」 さらに彼女は顔面損傷について次のように述べている。「誰かがケガをすればどんな時も、始めはかなり悪そうに見える。すると、『どんなふうにこれは収束することになるの?』って思うものでしょ。何もわかんないんだもの。知覚的なことでもあった。だって自分の顔を見ると本当に少しだけど見えるの。だけど他の人は『気付きもしなかった』って言ってくれるの。つまり、自分が思ってるほど誰も自分のことを見てはいないものなの。考えているほど、誰も気付きはしない。だからそれが学べたのはいいことだった」 また、自身の手術が美容整形手術だと噂する声があることについては次のように語っている。「隔週で私はクレイジーな何かのせいで雑誌に載ってる。少し悲しいわ。だって真実は、私がこの傷をよく見せるために素晴らしい美容整形手術を受けたがっているってのと同じくらい興味深いものなのに。だけど、あんまり心配し過ぎないようにしている。私の母親は『みんながあなたにつ

Ella Mai、「イングランドの音楽業界はR&Bをどう扱えばいいか全然わかっていない」

イギリス出身のシンガーとしては16年ぶりに全米R&Bチャートを制した"Boo'd Up"が大ヒット中のElla Maiが、 『The Guardian』 とのインタヴューに応じている。 Ella Maiは"Boo'd Up"のヒットについて次のように語っている。「ゲスト・アーティストが参加していない純粋なR&Bソングにとっては、狂ってることよね」 DJ Mustardのレーベルと契約しているElla MaiはLA在住であるが、イギリスを代表できて「とても誇りに思う」と語っている一方で、「イングランドの音楽業界はR&Bをどう扱えばいいか全然わかっていない」と指摘している。「もしもイングランドに託したら、Boo'd Upが今のような状況になることは絶対になかったと思う」 2014年には当時19歳だったElla Maiは、X Factorのオーディションに臨んでいるが、注目されずに終わっている。しかし、InstagramでDrakeやKanye Westのカヴァーを披露することで彼女はファンベースを獲得していくことになる。「メイクなんてしてなかった。髪の毛もクレイジーな感じだった。自分らしくしてたの。ガール・ネクスト・ドアっぽくね」 "Boo'd Up"は現在全英チャートで52位となっているが、Radio 1のCリストに加えられ、イギリスでもヒットの準備が整いつつある。「UKの業界にもR&Bの居場所はある。大きなマーケットがある。"Boo'd Up"がそれが真実だって証明できればいいんだけどね。こうなるはずだってことを証明するために時には、箱の外に出る必要だってあるのよ」

08/07/18: Risky Alternative's Playlist

・ABIR - Way Out "Way Out"は、モロッコ生まれヴァージニア州育ちのAbirの新曲。 ・Chaka Khan - Like Sugar "Like Sugar"は、Chaka Khanの最新シングル曲。SwitchとSarah Rubaのプロデュース曲。 ・CHIP - DARTH VADER "Darth Vader"は、Chipの新曲で、Lil silvaとSamphaのプロデュース曲。 ・Chloe x Halle feat. Joey Bada$$ - Happy Without Me "Happy Without Me"は、Chloe x Halleの新作『The Kids Are Alright』からの1曲。Adam Messinger、Nasri Atweh、Halle Bailey、Chloe Baileyのプロデュース曲で、Joey Bada$$のプロデュース曲。 ・Drake - In My Feelings "In My Feelings"は、Drakeの最新作『Scorpion』からの5曲目のシングル曲。City Girlsが参加している。TrapMoneyBennyとBlaqnmildのプロデュース曲。Magnolia Shortyの"Smoking Gun"をサンプリングしている。現在全米1位を記録している。 ・Jaden Smith feat. Christian Rich - GHOST "GHOST"は、Jaden Smithの来る新作からのファーストシングル曲。Christian Richが参加しており、プロデュースにも関与している。さらにHWLSとFinatik N Zacがプロデュースに参加している。ミュージックビデオは東京で撮影されている。 ・Kimbra & Dawn - Version of Me "Vision of Me"はKimraとDawnのコラボレーション曲。Kimbraの最新作『Primal Heart』からの4曲目のシングルであるが、折事案るはKimbraの

Tink、Timbalandの元を離れインディペンデントとして活動する心境を語る

Timbalandとの契約から解放され、今年3月にEP『Pain & Pleasure』をリリースしたTinkが 『Noisey』 とのインタヴューに応じている。 これまでのTimbaland率いるMosley Music Groupと契約していた頃にリリースしていた『Winter's Diary』という一連のミックステープの企画について、彼女は「成長する機会」をもらったと明かしている。「本当に若い頃っていうのは、全てを理解しようとするものでしょ。やっと今、私は本当に伝えたいことがあるの」 「これまでの契約から離れて、最初にやりたかったのは購入できるものを送り出すことだったの」と彼女は語っている。「私の音楽の多くがミックステープで、全部タダで世に出ていたからね。音楽マーケットの中に入って、この音楽をちゃんとファンの手に届けたかったの」 「アーティストは時として言いたいことがあっても、みんなを怒らせずに語る安全な方法を見つけなきゃいけないことがある。だから今インディペンデントでいるのは最高に自由。やたら慎重になったりしなくてもいいから」 さらに彼女は音楽業界のビジネス側に関わることも厭わない姿勢を見せている。「私は業界に関われることをただ楽しんでた。人に色々やってもらっていて、みんな私が心から興味を持っていることをわかってると思ってたの。だけど今は、特に女性の場合は自分の両手を誰にも渡しちゃいけないって100パーセント確信している。みんなビジネス・ウーマンとして私たちを真剣に扱おうとはしない。それどころか商品のように扱おうとする。私がミーティングに来てみんなに話をしたら、理解してもらいたいし私を同等の存在として見てほしいわ」

Julia Michaels、自身が手掛けたヒット曲の数々について裏話を語る

Julia Michaelsが 『Huffington Post』 とのインタヴューの中で、昨年大ヒットした自身のシングル曲"Issues"の他、Justin BieberやSelena Gomezなどに提供したヒット曲の数々について裏話を語っている。 昨年リリースされた"Issues"がヒットを記録したことで一番驚いたことは何か訊かれると、彼女は次のように応じている。「自分がこんなにも楽しんでいるってことが一番の驚きだったと思う。パフォーマンスをすることに対して、本当にダメなほど不安になってしまうんだけど、時間とともに薄れてきているし。誰かがあの曲を歌って夢中になっている姿を見るたびに、恐れる気持ちが本当になくなってとても楽しめるようになってるの。自分がパフォーマンスをしたりファンと一緒にいることをこんなにも好きになるとは思ってなかった。私のファンは本当最高よ」 また、彼女は曲作りには特別な仕掛けはないとも明かしている。「公式はないの。どんな曲であれヒットしうるものよ。特定のビートがなくても、特定のリリックがなくても、そういう何かがなくてもね。私にはわからない。特別だったらみんなが教えてくれるわ」 そのうえで、彼女は自身が手掛けた楽曲の裏話を明かしている。まず、"Issues"については次のように語っている。「クソ野郎だった私のボーイフレンドについての曲よ。あの関係から生まれた最高のものは、この曲だったわ(笑)」 続いて、Justin Bieberの"Sorry"について次のように語っている。「これを書いたのは、もう3年も前なのね。曲を生み出すためにあらゆる物の見方を集めてできたもののうちの一つだったの」 続いて、Selena Gomezの"Hands To Myself"について語っている。「"Hands To Myself"は美しい事故だったの。この曲のコーラスを歌ってボイスノートに残しておいたんだけど、Selenaとどんな曲を作りたいか探ろうとしていたときにこの曲を私が聴かせたら、これを詳細に作りこむことになってね。それでこういう形になったの」 続いてNick Jonasの"Close"

City Girls、「私は11か月前インスタグラムで服を売ってたのに、いまやDrakeの曲に参加してるのよ」

全米1位を獲得したDrakeの"In My Feelings"に参加していたことでも話題のCity Girlsが 『Rolling Stone』 のインタヴューに応じている。 「彼女が行っちゃった前に一緒にやってたことは全部私が続けるつもり」とYung Miamiは語っている。デュオCity GirlsのパートナーであるJTはクレジットカード詐欺で2年間の服役が始まったばかりとなっている。「退屈してきたら、怠惰になってきてるって気付くの。ただ横になりたいだけなんだなって」 ラップを始めてから11か月程度であることを明かしているYung Miamiは、ヒップホップへの愛を語っている。「私の昔のボーイフレンドは毎日私を学校に送ってくれたから、たくさんのトラップ・ミュージックを聴きながら成長したの」 元々ファッション関連のキャリアを視野に入れていた彼女は、自身のスター・パワーを生かしてラップの道に進むことを昨年8月に決めており、その後二人がジョークでレコーディングした"Fuck Dat Nigga"が話題を呼ぶことになる。MigosやLil Yachtyが所属するQuality Control Musicの重役の目に留まり契約を手にした二人は、今年の5月にミックステープ『Period』をリリースする。「あのミックステープがドロップされて、やっと音楽を楽しめるようになったわ」と彼女は語っている。 「私のママはいつもこう言ってたの。『あなたのために何もしてくれないような男とは話をしちゃダメ。もしも男と話すなら、あなたのために何かをしてもらうのよ』ってね。お金のない男とは話したくないわ。以上。それが、ずっと私たちがやってた音楽がそんな感じだった理由よ」 City Girlsのミックステープが公開されると、二人のインスタグラムがDrakeにフォローされることになる。「『これドレイクじゃない?!』ってなって、そのページを何千回とクリックして検証済みアカウントなのか確かめたの」 Yung Miamiは彼とのコラボレーションを次のように振り返っている。「曲を聴いたら、Drakeが私たちの名前を口にしてるから、私たちはこう言い合ったわ。『やだ大変、Drakeが私たちの名前を知ってるの?!』ってね。このことについて話すだけ

Saba、新作『Care For Me』を語る。「本当にわずかだけど、希望が垣間見えるだろ」

Sabaが 『Rolling Stone』 のインタヴューに応じており、今年4月にリリースされた新作『Care For Me』について語っている。 新作の制作が終盤に差し掛かったころのことをSabaは次のように振り返っている。「プロデューサーのうちの一人と聴いていたら、彼が実は指摘したんだよ。『なぁお前、このアルバムの曲は全部Waltについてだな』ってさ。気付きもしなかったよ」 WaltとはSabaのいとこでありラッパーだったJohn Waltのことであり、彼は2017年2月にシカゴで殺害されている。今作『Care For Me』はJohn Waltに関する想い出がリリックの大きなテーマとなっている。「シカゴにいた俺の周りの本当にたくさんの人たちが、俺がアルバムで描いたような出来事を本当にたくさん経験しているんだよ」と彼は語っている。「だけどそんなこと、俺も友人のみんなも話そうとはしないよ。これを制作しながら、俺たちは会話を始めていったんだ。エンジニアもプロデューサーもみんな、普段は決して話さないようなことについて洗いざらい話していたんだ」 「俺はベッドから出るために自分自身と戦っているところなんだよ」と彼は語っている。 さらに彼は次のように語っている。「元々は"Prom / King"が、このアルバムの最後の曲に貼るはずだったんだけど。だけど始めから終わりまで聴いたら、"Prom / King"になったときに、マジかよ、これじゃ今までで一番憂鬱な感じになちゃうなって思ったんだ。みんなをそんな感情のまま放っておくなんてしたくなかったからさ。それでも、これを聴いたみんなが抱く感情ではあるんだろうけどさ」 実際には"Heaven All Around Me"がラストに収録されている。「それでもあのアルバムにとっては不安にさせるエンディングだよね。だけど本当にわずかだけど、希望が垣間見えるだろ」

Tierra Whack、全15曲15分となったヴィジュアル・アルバム『Whack World』を語る

Tierra Whackが『Pitchfork』とのインタヴューに応じており、先日リリースされた初めての作品となる『Whack World』が、ヴィジュアル・アルバムとなった経緯、さらに全ての曲を1分でカットしてしまった理由について語っている。 Tierra Whackは、『Whack World』のアイデアがどのようにして生まれたのかについて語っている。「スタジオにいたの。たっくさんレコーディングしてたんだけど、ある段階で本当に全然違う曲がとてもたくさんできていたの。この業界って、一つのサウンドにこだわらなきゃダメだとか言われるけど、私にはそんなの退屈だから。だから、私はこう言ったの。『ねぇ、みんなに全部味わってもらえるようにしたいな』ってね。私は自分がライヴでパフォーマンスをすることを考えていたんだけど、同じような曲を10回も20回もやりたくないなって思って。混ぜこぜにやりたいじゃんって」 また、アルバムのリリースにあたって全ヴィジュアルを公開することにした理由についても語っている。「なんか、曲を完成させるのに私は頭の中に何らかのヴィジュアルが浮かんでなきゃいけないの。何も見えてこなければ曲を完成させることができなくてね」 Tierra Whackは、今作の収録曲をすべて1分でカットしてしまった理由について次のように語っている。「世界を圧倒したかったからってだけじゃないの。17曲とかあるような初めての作品をドロップするような人も見てきたけど、私はそんなの聴きたくないもの。それに正直言って、私はまず始めの30秒だけ聞いて好きかどうかを判断してから、新作を聴くようにしているから」 一方で、Tierra Whackは絶賛されている今作について謙虚な姿勢を見せている。「正直言って、称賛が全然好きではないの。だけどみんな私が新鮮な空気を送り込んでいるみたいに言ってるよね。とか、最高の時期を思い出させるとかさ。多くの曲が私の幼少期のことについての曲だからだろうし、決して忘れはしないあの特別な時間へと私を引き戻してくれるのよね。だから、それが他の誰かのためにできるなんてクールよ」

Imagine DragonsのDan Reynolds、LGBTQの若者の命を救うための自身の役割を語る

LGBTQ支援を目的としたLoveLoud Festivalを今年も行ったばかりのImagine DragonsのフロントマンであるDan Reynoldsと同フェスティバルに出演したTegan And SaraのTegan Quinが 『Huffington Post』 とのインタヴューに応じている。 関連記事: Imagine Dragons主催のLGBTQ+支援のための音楽フェスティバル、ZeddやMike Shinodaの出演が決定 「僕に怒っている誰かから、自分たちの子供にはもうImagine Dragonsを聴かせないって言ってくるe-mailをもらわないで過ごす日なんてないよ」とDan Reynoldsは語っている。「いろんな記事でこんなコメントも目にするしね。『この特権を得た、白人でヘテロセクシャルの男性は、そういう理由の原因の一端になろうとしている』とかね」 前回のLoveLoud Festivalを開催後に批評家からもらった批判については次のように述べている。「ある問題の反対側にいる人々を結びつけようとすれば、疑念を持つ人や複雑な感情を持つ人が現れるだろうとは思うから、それはいいんだ」 Tegan QuinはDan Reynoldsを擁護している。「初めてこのことについてDanと話したとき、彼はこのトピックについてとても雄弁だった。Danは特権を持っている状況にいるわけで、プラットフォームや権利、機会を持ち合わせている人々が本当にかかわろうとしないのは不幸なことよ。Danがこのことに本当に力を注いでいるという事実こそが、いかに彼がその原因について真剣に考えているかを表していると思う」 Dan Reynoldsはさらに、ミュージシャンの担うべき役割について述べている。「音楽は限界を打ち破っていくようなやり方で人々に語り掛けるけど、行動は時としてできないこともある。特に今日の状況では、ミュージシャンが声を上げることがこれまで以上に重要になるよね。みんなわかってる通り、僕は幸運な生まれだ。白人で、男性で、ヘテロセクシャルで、ロックバンドのフロントマンだからね。だから僕が毎日感じる重みっていうのが、『お前はそれを持って何をしているんだ?』ってことなんだよ」 「もしも何もしなければ、たぶん存在する資格はないってことだよね。僕はあ