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6月, 2018の投稿を表示しています

当ブログの閲覧にあたって

【ディーヴァな土曜日】不完全さを肯定するポップスター、Ariana Grande

Ariana Grandeはニコロデオンのアイドル的存在として2013年にデビューして以降、紆余曲折ありながらも実に珍妙なキャリアを歩んできた。そんな彼女はいまや最も重要なポップスターの一人である。単純に記録だけを見ても、先日リリースされた最新作『thank u, next』からの3曲がBillboard Hot 100でTOP3を独占するというThe Beatles以来の快挙も成し遂げている。 Ariana Grandeは他のポップスター達とは一線を画す、勇敢で、奇妙で愉快な、思慮深い人間味のあるポップスターである。この5年間、彼女は私たちに様々なことを教えてくれたが、その中で最も重要なメッセージは 「時に間違いを犯しても構わない。完璧でなくて良い。でも自分に正直であれ」 ということだった。 完璧を求められる女性ポップスター 女性のポップスターとして大成するには「完璧」でなければいけない、そう私たちは思い込まされてきた。それはMadonnaやBeyonceにしても、もしくは2010年代を代表するポップスターTaylor Swiftにしてもだ。常にヒット曲を出し続け、若々しいルックスを保ち、完ぺきなパフォーマンスをし、政治的社会的思想すべてにおいて尊敬できる行いをする「フルパッケージ」な存在であることがメインストリームで活躍する女性には求められてきた。もしも彼女たちがそこから一歩でも踏み外せば、途端に批判にさらされる。私たちはそんな例をいくつも見てきた。 そうしたフルパッケージなポップスターと一線を画すアーティストとしてRihannaが思い浮かぶかもしれないが、実は彼女こそ「完璧」なアーティストである。彼女には一切隙がない。「Rihannaを批判することで、逆にその人のブランドが傷つく、もしくは思考の浅はかさが露呈される」という次元にまで自分のブランドを構築してきたアーティストがRihannaである。では本当に「完璧」でなければいけないのだろうか。インディーでは、良いアルバムさえリリースできれば、完ぺきであることは求められない。メインストリームでの地位を確立したヒップホップ・アーティストにはむしろ完ぺきさが求められていない。その隙や弱さ、時に犯した過ちが逆にアーティストの魅力ともなり得る。 Ariana Grandeが2013年に、"T

21 Savage、2016年に誕生日プレゼントをくれたのはDrakeだけだったと明かす

21 Savegeが 『GQ』 とのインタヴューに応じており、Drakeとの関係を語っている。 2016年に"Sneakin"でDrakeとコラボレーションしたことで知られる21 Savageは、2017年にもDrakeについて「誠実な人間」だと述べていたが、今回さらにDrakeについて語っている。 2016年にDrakeがフェラーリの車を買ってくれたという噂について言及されると、21 Savageは実際には自分でフェラーリは買ったと明確にしたうえで「だけどDrakeは俺の誕生日にL.A.で乗り回せるあるものをくれたよ」と語っている。 さらにDrakeからのそのギフトが、誕生日にもらった唯一のプレゼントだったとも明かしている。「あの年、俺の誕生日に何かをくれたのは彼だけだったんだ。他の誰も俺に何もくれなかったけどDrakeはくれたんだよ」 21 Savageはさらに、Drakeは新しく登場する多くのHIP-HOPアーティストをサポートしているとも述べている。「彼はたくさんのことをしてきた。やる必要がないこともね。新進のラッパーたちのために彼はいろいろやっている。以上。そのことについてちゃんとリスペクトを彼が受けているとは思わないよ。マジで毎年、彼は新人アーティストを世に送り出している。こういうことを彼みたいにしてるアーティストは他にいないね」 21 Savageはこのインタヴューの中で「R&Bの要素がある」であろう新作に取り組んでいることを明かしている。 [PR] 【au公式/うたパス】初回30日間無料      

Marques Houston、Ty Dolla $ignがかつてImmatureのメンバーだったことを明かす

Marques Houstonが、Apple Musicの『Beats 1』でのインタヴューの中で、Ty Dolla $ignがMarques Houstonのかつて所属していたグループであるImmatureに参加していたことを明らかにしている。 グループ参加当時、Ty Dolla $ignはまだ7歳か8歳程度であり、音楽プロデューサーのChris Stokesに見出されたばかりだったのだという。「Tyは俺たちがImmatureとかいうバンドを始めた初期の段階には所属してたんだ」とMarques Houstonは語っている。 「彼は俺よりも1歳だかそれくらい幼かったよ。クールだった。ホーミーみたいな感じだったしさ。俺たちは兄弟のようだったんだ」 「俺たちは彼の家族も知ってたし、彼の家族が音楽によって生かされていることも知ってたんだ」と彼は続けている。「彼の父、Big Tyは音楽業界みたいなところにいたし、Stokesは父親のことを知っていたんだ。それで、こういうことになったって感じだね」 [PR] 【au公式/うたパス】初回30日間無料      

The InternetのSyd、クィアの女性として「先駆者」になりたいと語る

The Internetのフロント・ウーマンを務めるSydが 『Billboard』 のプライド特別号のためにインタヴューに応じており、自身のセクシャリティや今後のキャリアの展望についてなど様々なことを語っている。 このインタヴューの中で、Sydは女性だけのフェスティバルを開催し、女性を一つにし勇気づけたいと語っている。「最近私が目を向けているのは、女性を一つにしてエンパワメントすることなの。先駆者になりたいのなら、少なくともちょっとは計画的になった方がいいでしょ」 Sydはさらに自身のセクシャリティについてちゃんと説明する必要性は感じていないことについても語っている。「ここ最近は、こういったトピックについて恥じて逃げようとはしなくなってきてるの。人々に影響を与えたいと思っているの。男子の洋服を着てみたかったり、女性にあこがれを感じてそのことに何も違和感を感じないような若い女の子たちのためにね」 「私はこれまでもずっと、自分のゲイっぽさを快く受け入れてきたけど、社交不安障害のことを恐れてたの」 [PR] 【au公式/うたパス】初回30日間無料      

ZAYN、「スターにはなりたくない」

Zayn Malikが 『GQ』 の表紙を飾っており、喫煙を続けている理由やスターらしく振舞うことは自分にはしっくりこないことなどについて語っている。 撮影時「まずタバコを吸ってもいいかな?」と訊ねているZaynだが、喫煙を続けている理由について次のように述べたという。「何度かやめようとしてみたんだ。だけどタバコを吸うのが好きなんだよね。シンプルな話」 Zaynは、自身にとってスターらしく振舞うことは重荷であることを語っている。「僕はグループにいて、たくさんの人が僕をじっと見つめてくるみたいな状況だとうまくいかないんだよ。それに『スター』って人が言ってくるときって、その人が自室を持っていたり、オーバーなくらい傲慢で自信にあふれているようなキャラクターになって欲しいって思っているんだよ。僕はそういう男じゃないからさ。だから僕はスターにはなりたくないんだ」 Zaynはまた、今年のMetGalaに出席しなかった理由についても語っている。MetGalaに関しては、2016年にGigi Hadidと彼がともに出席したことをきっかけに、二人の交際が明らかになったことが知られている。「僕の(以前の)スタイリストだったらこういうだろうね。『これに出るのは、あなたにとってとても有益なこと』だってね。どんなに精神的に強い人でも、ある特定の物事をするのに心が迷うようなことは常にありうることでさ。今回は、行こうって感じじゃなかったんだよ。それよりも自分の家で座って、生産的なことをしたかったんだ。すごく高価な洋服で着飾って、レッドカーペットの上で写真を撮られているんじゃなくてね。わがままな感じで『僕を見てよ。すごいだろ』みたいなことをレッドカーペットの上でするのって、僕らしくないんだよ」 [PR] 【au公式/うたパス】初回30日間無料      

06/26/18: Risky Alternative's Playlist

・Aloe Blacc - Brooklyn in the Summer "Brooklyn in the Summer"は、Aloe Blaccの最新シングル曲。Jordan Palmerのプロデュース曲。 ・Anderson .Paak - Bubblin "Bubblin"は、Anderson .Paakの来る新作『Oxnard Ventura』からのセカンド・シングル。AntMan WonderとJahlil Beatsのプロデュース曲。Anderson .Paakはこの曲について『Genius』に次のように語っている。「ビートが最初にあった。Jahlil Beatsからたくさんもらっててね。彼は俺にたしか3000のビートを一日で送ってきたんだ。俺はずっと彼の大ファンだったんだけど、このビートたちに限っては、もう一人の才能あるプロデューサーであるAntMan Wonderと作ったビート群でさ。だからそのうちの50個のビートに関しては、AntManのアレンジにドラムとかを加えたものだったんだよ。俺は始めそれを知らなかったから、『これは全部最高だな』って思ったんだ。その中でも速攻で突き刺さったものが一つあったんだ。本当にたくさんのエネルギーがあって、『Black 007』の高速チェイスみたいなのを思わせたんだ。それに正直に言うと、ほかの人にライムを乗せてもらおうと思ってたんだけど、誰もやりたがらなかったんだよね。ミュージックビデオにはAnderson .Paakの長男であるSoulが出演している。威嚇するような感じのビートだったからさ。アクションだらけって感じのね。だから最終的に自分でやったのさ」 ・Bastille - Quarter Past Midnight "Quarter Past Midnight"は、Bastilleの来る新作からのシングル曲。Mark CrewとDan Smithのプロデュース。Dan Smithはこの曲について 『iHeart Radio』 のインタヴューで次のように述べている。「"Quarter Past Midnight"は、ナイト・アウトのあの瞬間を永遠のものにしようって曲なんだ。中には家に帰ろうとする人もいるだろうけ

Troye Sivan、「何も包み隠さないリアルなポップスターになりたい」

Troye Sivanが 『Billboard』 の表紙を飾っており、インタヴューに応じており、新作『Bloom』についてや、自身のメインストリームにおける立ち位置などについて語っている。 メインストリームに身を置きながらゲイとしてのセクシャリティを前面に押し出している現在の自身の立ち位置について、Troye Sivanは「時々ちょっとモルモットみたいな気分にはたしかになる」と語っている。「この世界だか報道だかそれが何であれ、僕や現代のたくさんの若い人々を教育の論点として扱っているわけで、それって僕たちがこの世界にこういう様々な物事を教えているって感じだよね」 「今までは、自分が求めるものを手に入れたって感じるような瞬間を発見するために本当にもっとたくさん曲を書かなきゃいけなかったんだ。それに対して今回は、全てがもっと楽にうまくハマったんだ。どちらかと言えばよりヴィジョンが明確になった。僕はラブレターみたいになりたいと思ったんだ」と彼は語っている。「たくさんの物事へのラブレターにね」 「2018年に存在してるってだけで僕は本当にラッキーだよ。『君の書きたいことを何でも書きなさい』ってレコードレーベルは言ってくれるしね。何も隠す必要なんてないんだ」と彼は語っている。「自分の恋愛についてのアルバムを書くなんていう機会をもらえて光栄だけど、アルバムを書くっていうプロセスはもっと意味のあるものにしたいと強く思っているんだ。だって大人になる間にそういうアルバムを聴いたことはなかったからさ」 「自分らしくあろうとすれば必然的に、オープンに曲を書いてストレートのオーディエンスのために何も水で薄めたりはしないという風に考えたんだ。もしも自分の人生に正直になるのなら、ほら、"My My My!"や"Bloom"みたいな夜のことを書くことになるんだよ」 Troye Sivanはさらに、新作『Bloom』に収録されることになる"Seventeen"について、オンラインで出会った年上の男性について歌った曲であることを語っている。「非難の声や反応を100万回くらいリハーサルしているんだ。心配だよ。だって自分がそのことを大目に見ているとかそういう風なことが心をよぎりたくはないからさ。

The 60 Best Songs of 2018 So Far

Risky Alternativeが選ぶ2018年現時点でのベスト・ソング60曲。 60. Billie Eilish & Khalid - lovely 59. Nicky Jam & J Balvin - X 58. Taylor Swift - Delicate 57. Famous Dex feat. A$AP Rocky - Pick It Up 56. Beach House - Dark Spring 55. Liam Payne & Rita Ora - For You 54. G Flip - About You 53. Nina Nesbitt - Somebody Special 52. Dreezy feat. 6LACK & Kodak Black - Spar 51. BTS feat. Desiigner - MIC Drop [Steve Aoki Remix] 50. serpentwithfeet - bless ur heart 49. Christina Aguilera feat. Ty Dolla $ign & 2 Chainz - Accelerate 48. Offset & Metro Boomin - Ric Flair Drip 47. MGMT - When You Die 46. BlocBoy JB feat. Drake - Look Alive 45. Saba - Busy 44. Snail Mail - Heat Wave 43. Leon Bridges - Bad Bad News 42. Drake - Nice For What 41. Khalid & Normani - Love Lies 40. cupcakKe - Crayons 39. Cardi B feat. 21 Savage - Bartier Cardi 38. Marshmello & Anne-Marie - FRIENDS 37. Nipsey Hussle feat. YG - Last Time That I Checc'd 36. Tobi Lou feat. Smino - T

Rihanna、オムレツドレスを語る

Rihannaが、自身が出演している新作映画『オーシャンズ8』のプロモーションのために、Sandra Bullock、Cate Blanchett、Helena Bonhamらとともに『The Graham Nation Show』に出演している。 この中で、Rihannaは2015年のMet Galaで着用したGuo Peiの黄色のドレスについて語っており、オムレツと比較されオンライン上でミームとして盛り上がりを見せたことについて言及している。「まずは車にドレスを押し込んで、さらに車の中で着なきゃいけなかった」 「引きずり出すつもりじゃなかったの」とRihannaは続けている。「自分じゃあれを持ち上げられなかったの。私が階段を上るのに6人が助けてくれたわ」 さらにこのドレスは今どこにあるのか訊ねられると、彼女は次のように述べている。「こういう衣装は全部、アーカイブとして保管しておくか、送り返すかするようにしてるから」 Rihannaは番組出演中、新作の制作に現在取り組んでいることを明かしているほか、共演したYears & YearsのOlly Alexanderとバックステージでツーショットを撮っている。 💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀💀I will never be the same pic.twitter.com/EgrrRQaiZV — olly ✨ (@alexander_olly) 2018年6月15日

Bebe Rexha、これまでのキャリアについて「両手が血まみれになるまでドアにぶち当たってきた」

本日デビュー・アルバム『Expectations』をリリースしたBebe Rexhaが 『BBC』 とのインタヴューの中で、音楽業界に身を投じてから約10年を経て、ようやくソロシンガーとしてブレイクした自身の苦労などについて語っている。 「私はいろんなドアに、文字通りぶち当たってきた。私の両手にあざができるほどね。血まみれになるまで」とBebe Rexhaは語っている。 現在ブレイクしている女性スターのDua LipaやRita Oraと同様にアラビアの血を継いでいることについて、彼女は「あそこの水には何かが宿っているのね」と笑いながら語っている。「私たちは強い。私たちは馬のように作られ、何にでも耐えらるの」 キャリアの初期である2010年に、Fall Out BoyのPete Wentzに才能を認められBlack Cardsというバンドを結成したBebe Rexhaだが、その活動がうまくいかなかったことについては次のように振り返っている。「あるドアを蹴破ってしまった話?あのドアを残しておくつもりはなかったの。もしも誰かがそのドアを開けて私を追い出したんなら、またノックして『戻ってきたわ!』って言ってただろうし」 2013年、全米1位を記録したEminemとRihannaの大ヒット曲"The Monster"のソングライティングを手掛けているが、これは自分自身のデビューアルバムへの強い想いを綴った曲だったことを明らかにしている。「そのモンスターは私の不安と憂鬱だったの」と彼女は語っている。「『これが私よ。変わることはないし、私はそれを受け入れている』って自分に言い聞かせている曲なの」 元々はEminemのラップに自身のヴォーカルがフィーチャーされる予定だったが、ワールドワイドでのヒットを狙うにあたって、EminemはRihannaのヴォーカルに差し替えている。また、Bebe RexhaはずっとEminemに会ったことがなかったことを明かしている。「これまで本当に長い間インタヴューを受けてきたけど、みんないつも『Eminemはどうだった?』って聞いてくるの。だけど私は『知らない。彼に会ったことないもん!』って感じだった」 しかし、Eminemは先日のCoachellaフェスでBebe Rexhaを招待している。「とて

G.O.O.D. Musicの新人ラッパー070 Shake、Kanye WestやPusha Tの新作への参加について語る

2016年にG.O.O.D. Musicとの契約を獲得したニュージャージー出身のラッパー070 Shakeが 『Billboard』 とのインタヴューに応じており、レーベルメイトであるPusha TやKanye Westとの関係などについて語っている。 070 ShakeはPusha Tの新作『DAYTONA』やKanye Westの新作『Ye』にも参加するなど現在注目が集まっている。彼女は、今年リリース予定の新作『Chapter 2』に向けて現在制作を行っている。 Kanye Westの『Ye』に収録されている"Violent Crimes"で、Nicki MinajやTy Dolla $ignらと共に客演で参加したことについて彼女は次のように述べている。「えぇ、気分はいいわ。誰についてのことであれ、そういうのに関わることができて嬉しい。私の目標は、人々にポジティブな意味で影響を与えることができるようになることだから。そのおかげで、あの曲をもっといいものにすることができたの」 さらに昨今、その言動で多くの批判を受けているKanye Westについて、次のように語っている。「Kanye Westは周囲の人間に影響を与えているし、それって彼がすごく自分を持っているからだと思うの。なんていうか、彼の見せているものって、全てが彼そのものなのよね。そのおかげで、私ももっと自由に自分の考えを持つようにしようって勇気をもらえる。つまり、彼のような人を見るとすごく感化されるものだと思うの。Kanyeは自分がどう感じているかを伝えようとしているだけで、それを受け入れるか受け入れないかでしょ。みんな酷い考えや、邪悪な考えを持っている。唯一の違いは、彼は自分で考えたことを発言しているってこと。それに私たちだってみんな、そういう考えはあるでしょ。彼は絶対に善人だって感じるし。Kanye Westはとても親切だし、私にまたとない最高の機会をくれたんだから。私は彼に感謝してる」 070 Shakeはさらに、Pusha Tの新作に収録されている"Santeria"にスペイン語で参加することになった経緯について次のように語っている。「私が来るなり、Pusha Tが『なぁ!(聞いてくれよ)』って言ってきたの。クレイジーだったわ。だって彼ら

Jorja Smith、自身の音楽性を語る。「私は書きたい曲を書く」

Jorja Smithが 『The Guardian』 とのインタヴューに応じており、自身の音楽性について語っている。 BBCの『Sound of 2018』を制したSigridと比較して、まだUKでヒット曲がないことについて触れられ、Jorja Smithは次のように応じている。「Amy Winehouseは『Frank』からヒットシングルを出した?『Frank』が私は大好きだけど、『Back to Black』が出るまで誰も彼女のことをそんなに気にしていなかったでしょ」 「ヒットシングルはないけど、個人的にはそんなに気にしてないの」と彼女は続けている。「みんなこんな感じに言うの。『速い曲を書け。速い曲を書け!』って。イヤよ!そんなの書きたくない。私は書きたい曲を書くの。『アップビートの曲がラジオで流してもらえる』って、それで?ヒット曲を生み出すため、私に特定のプロデューサーたちと制作をさせたがるんだけど、そのプロデューサーたちに有名なヒット曲があっても、またそれを生み出せるわけではないでしょ」 「レーベルと一緒だと、プレッシャーが加わるから」と彼女は語っている。「インディペンデントでいると、あまりプレッシャーを感じないで済むし。私はゆっくり音楽をリリースしているとみんな言うんだけど、そういうやり方が私は好きなの」 「15歳の頃は、Bieberみたいに公演をたくさん売り切ることが私の一番やりたいことだった。歳を重ねてくにつれて、一人一人に異なる出自があり、それぞれに自分の道があるってことに気付いたの。自分のことを信じて、自分がこうやってできていることを信じなければいけないって気付いた。私は今、それをしているところなの」

06/19/18: Risky Alternative's Playlist

・Amber Mark - Love Is Stronger Than Pride "Love Is Stronger Than Pride"は、Amber Markの最新EP『Conexao』からの1曲で、Sadeの楽曲のカヴァーとなっている。 ・Arctic Monkeys - Four Out of Five "Four Out of Five"は、Arctic Monkeysの新作『Tranquility Base Hotel & Casino』からのリードシングル曲。James FordとAlex Turnerのプロデュース曲。Arctic Monkeysは、「Beats 1」でのZane Loweとのインタヴューの中で次のように語っている。「この曲はsci-fi寄りだね。Information Action Ratioっていう、月の上のタケリアについての曲なんだ。僕たちは手を動かせば本当にたくさんの知識を手に入れることができるけど、自分でどうやっているかについてはちゃんとわかっていないっていう考えを引き合いにしたものなんだ」 ・Damian "Jr. Gong" Marley feat. Stephen "Ragga" Marley, Wiz Khalifa & Ty Dolla $ign - Medication (Remix) "Medication"は、Damian Marleyが昨年リリースした新作『Stony Hill』からの1曲で、このリミックスにはStephen Marleyに加え、Wiz KhalifaやTy Dolla $ignらが参加している。Damian Marley自身のプロデュース。 ・Julia Michaels feat. Trippie Redd - Jump "Jump"は、Julia Michaelsの来るデビューアルバムからのシングル曲であり、Trippie Reddが参加している。Nick Monsonのプロデュース曲。Julia Michaelsは『Metro』に対し、この曲について次のように語っている。「失恋の後に落ちる初めての恋についての曲

Mariah Carey、「私は自尊心がとても低いの」

Mariah Careyが 『The Guardian』 とのインタヴューに応じており、クリスマスのことや好きな音楽、幼少期の体験など様々なことについて語っている。 インタヴュアーによると、インタヴューが始まる前の待合室はかなり寒く、またある堂々とした女性に「Mariahはパーソナルな質問には答えません」と言われたという。Mariah Careyは開口一番次のように述べている。「本当にワクワクするわ。特にクリスマスの時期の英国は、とても特別な感じがするのよね。ホリデーの時期に行きたい場所の一つだって思ってる。つまり、どんなときも素晴らしい場所だけど、ホリデーの時期は特に華やいでる(festive)わ」 今年のクリスマスライヴにはトナカイが登場するのか訊ねられると、Mariah Careyは次のように応じている。「トナカイについては応えることはできないの。クリスマスに私の家には絶対にトナカイが来る予定だけどね」 また、彼女の子供たちはクリスマスが好きなのか訊ねられると、Mariah Careyは次のように応じている。「二人はクリスマスがだぁぁぁぁぁぁい好きなの。サンタクロースにも会ったことがあるのよ。彼は子供たちに汚い言葉は使うなって言ったわ」 Mariah Careyはさらに自身の子供たちについて「二人とも人格を持つようになったわ」と語っている。「息子のほうがちょっとだけ偉そうなの」 さらにその性格は彼女譲りのものなのか訊ねられると、彼女は次のように応じている。「偉そうなことが?彼ほどじゃないわ、いいえ。彼はネクストレベルよ。正直、私はそんなに偉そうじゃないのよ。親切になろうと思ってるわ。本当に。みんなが私のことをそう思っているのはわかってる。どうでもいいけど。みんなが何を思ってるのか私にはわからないし。気にしてないけどね」 Mariah Careyはさらに、90年代の最初の結婚と離婚を経て、その後ラッパーと積極的にコラボレーションするなど音楽的に大きな変貌を遂げたことについて、次のように語っている。「本当に私はより自由になったわ。だけどその(離婚の)ちょっと前から始まっていたんだけどね。まだあの結婚をしているときに、FantasyでODBと組んだしね。自由を感じることはたくさんあったけど、結婚してるとビジネス的なことに巻き込まれるから戦いで

Kali Uchis、自身のキャリアや出自を語る。「『あなたはあなた』だってことを誰も奪えはしない」

新作『Islation』をリリースしたばかりのKali Uchisが 『Refinery29』 とのインタヴューの中で、自身のキャリアやラテンとしての出自など様々なことを語っている。 「私はかに座で、繊細で、気分が変わりやすくて、鬱も経験する。誰にも見られたくないって時もあれば、みんなに見てもらいたいときもある」とKali Uchisは語っている。「女性としてどんな格好をすべきとかどう行動すべきとか、みんな意見を持っているでしょ。だから時々、私みたいな女性は自分を鼓舞するために、実際に感じているよりももっと自信に溢れているふりをしなければならなくなる。私はこのファーストアルバムで、『あなたはあなた』だってことを誰も奪えはしないっていうことを、みんなに思い出してもらいたかったの」 ヴァージニア州と家族の生まれ育ったコロンビアをよく行き来していたKali Uchisは自身のラテンとしての出自を踏まえ、「茶色っぽさ」を利用していると批判されたことを受けて、昨年ツイッターで反論をし物議を醸したことについて次のように語っている。「私は本来よりも攻撃的な印象を与えてしまったのね。私は自分の特権について考えていなかったし、それが私の間違ってたとこだと思う。ラティーノのコミュニティにおけるからリズムの問題について広く議論をすることがいかに重要かってことを、この一件は表しているわ」 「それでも、自分をどう定義するかについてみんなが人に説明しようとするのって、イヤな感じよ。自己の認識は自分以外の人が関与すべきことじゃないでしょ?明るめの肌を持っていることが私の特権になってるのは理解している。ブロンドにしていると、私は白人にも見えるなんて言われるしね。だけど、だからって私が有色人種の人間じゃないってことになるわけ?つまり、私はコロンビア人よ。自分がどう育てられたかはわかっているし、自分の感情は私が知っているし、どういう風に見られてきたかを知っているのは私だし」 さらにKali Uchisは、新作のタイトルである『Isolation』にも関わるエピソードを語っている。「初めてLAに移り住んだ時、私はシングルだったし、友人も家族も全くいなかった。だからとても孤独だったの。だけど私は、そんなのどうでもいいし、一人になって自分のキャリアに集中すればいいじゃないって思ったの」

Adam Lambert、カミングアウトの経験を若者に語る

Adam Lambertがロンドンを拠点に活動するチャリティー団体『Mosaic LGBT Youth Centre』で、若者に対して自身のカミングアウトの体験を語っている。以下、 『NME』 によるスクリプトの全文訳となる。 「ハロウィンのことでした。僕は9歳くらいで屋根裏にあった衣装箱からドレスを引っ張り出しました。その前の年に僕の母親が着ていた白雪姫のコスチュームです。僕がいたずらをしに行きたい格好はこれだって思いました。『パーフェクトだ!これがフィットするや』って。素晴らしい気分でした。僕の父は冷静で心の広い人でした。僕の母は『Adam、そんな恰好で近所を歩いちゃダメよ。みんなはそれを理解しようとはしないし、意地悪するかもしれない』って言いました。彼女は愛情からそういうことを言おうとしたんです。ちょっと変な見た目だってことは僕もちゃんとわかってましたが、そのドレスで本当に気分がよかったんです。僕のウエストにも本当にぴったりでした」 「青春時代、僕はほかの子供たちとは少し違うことに気づいていました。7年生、つまり14歳の時のことですが、100パーセントの確信はそれでも持てずにいました。僕はまったくそういう経験がなかったから、何も決めつけることはできなかったのです。高校に入ってもまったく経験はありませんでした。それでも確信を得たくて、数人の女の子を愛撫したりしました。高校を卒業して、3人の親しい友人たちにカミングアウトしました。それからすぐに自分の両親にもカミングアウトしました。思ってた以上に本当にいい気分でした。僕はラッキーでした。好意的に受け入れてもらえたし、両親は『あぁ、知ってるよ』って言ってくれたんですから」 「やっと、何かを手放すことができたような気がしました。安心できたんです。僕の弟はこう言いました。『あぁやっと、僕は兄さんと話がちゃんとできるように思うよ。兄さんは完全に自分自身でいる感じではなかったし、ちゃんと自分に正直になっていなかったしさ。今は兄さんは何も隠していないんだって感じられるよ』って。僕の様々な関係は、確実に良いものになりました」 「学校を卒業してロサンゼルスに移り住めるなんてラッキーでした。それにLAは、どこでたむろしているかによるけど、かなりチルですから。エンターテイメントのキャリアを追いかけようとして、オーディシ

HAIM、フェスティバルの出演料が男性アーティストの10分の1だったことを受けてエージェントを解雇

HAIMが、同じフェスティバルでパフォーマンスをする男性アーティストよりも出演料が10分の1以上低いことを知り、エージェントを解雇している。 HAIMによると、フェスティバルに出演することが自身を知ってもらえるきっかけになればよいと考えていたため、当初は自分たちの賃金に関して「熟考はしなかった」と語っている。「ある人物が私たちよりも10倍以上の賃金を支払われることになっているのを後で知ったの」とDanielle Haimは 『Grazia』 に語っている。 Alana Haimは次のように語っている。「この業界は恐ろしいし、男性の賃金の半分も支払われないことだってあるくらいめちゃくちゃよ。だけど、彼らのお金の10分の1が支払われるってどういうこと?おかしいでしょ」 Danielle Haimはさらに次のように続けている。「私たちはこう言われてたの。私たちの出演料がとても低いのは、ラジオで流してもらえることを期待してそのフェスティバルで演奏したからだってね」 一方でAlana Haimは、様々なフェスティバルに出演したことについては次のように語っている。「この4年間、私たちが夢見てきたような本当に素晴らしいフェスティバルのすべてで演奏してきた。ミュージシャンにとってのサマーキャンプみたいなものよ。お気に入りのバンドにたくさん会って、話ができるんだから」 Danielle Haimはインタヴューの別の部分で音楽業界における性差別についても語っている。「音楽業界は多分、『あぁ、彼女たちはファッション・バンドだよ』みたいなことを言おうとしているように思う。不幸にも女性ってだけで、初期の段階ではちゃんと演奏ができないんだと人々に思われてしまうの。私たちの音楽を真剣に聴かないような人だっているかもしれないってことを意識したわ」 [PR] 【au公式/うたパス】初回30日間無料      

Dua Lipa、BBC Radio1 Live LoungeでのCharli XCXやZara Larssonらとの豪華共演を語る

Dua Lipaが 『i-D』 とのインタヴューに応じており、BBC Radio 1 Live Loungeで実現した女性ポップスターたちとの豪華コラボレーションについて言及している。 Dua Lipaは先日、『BBC 1』でCharli XCXやZara Larsson、MØ、Almaらとともに"IDGAF"を披露した時のことを次のように振り返っている。「うまくいったことが信じられないわ!私はLive LoungeのためにLAにいて、思いついたの。『仲間に連絡を取ってみて、参加できるかどうか訊いてみよう』ってね。そしたら、みんな『スタジオにいるけど、参加するわ』って言ってくれたの」 「Zaraはたまたま曲作りのためにLAにいて、ある人が街にいることを教えてくれたの。それで、急いで彼女にもメッセージを送ったのよ。MØはその日、Cashmere CatとSalt Lake Cityでのショーがあの後あったんだけど、私たちのためにその朝LAに残ってくれて、そのあとに飛び立ったの。Tove Loも乗り気だったんだけど、スウェーデンに行かなくてはならなかった。Billie Eilishも乗り気だったんだけど、彼女はニュージーランドにいた。みんなコラボレーションにとても乗り気ですごく嬉しかった。本当にクールよね!」 [PR] 【au公式/うたパス】初回30日間無料      

Shakira、昨年の声帯出血を語る。「自分の曲を歌うなんてもうできないんじゃないかって思った」

Shakiraが 『BBC』 とのインタヴューに応じており、自身の声帯の問題について赤裸々に語っている。 Shakiraは昨年11月、7年ぶりのツアーだった"El Dorado"ツアーのヨーロッパ公演を延期していたが、先日7ヶ月ぶりにツアーを再開している。このツアーには夫でサッカー選手のGerard Piqueも帯同している。 「昨年は私のこれまでの人生で最も辛い時期のうちの一つだった」とShakiraは語っている。「ステージに戻ってこれて、とてもエモーショナルになっているの」 ツアー延期の原因になった声帯出血の症状についてShakiraは次のように述べている。「実際は出血よりひどかったの。血管損傷みたいな感じだった。だからわかると思うけど、また観衆の前に戻って自分の曲を歌うなんてもうできないんじゃないかって思ったことが何度もあったわ」 一方で、奇跡的にも手術は必要でなかったともShakiraは語っている。「医者の予想に全く反して、自然に回復したの。みんな手術を見越していたわけだけど、声帯の損傷は完全になくなったわ」 また、Malumaとの新曲をリリースしたばかりのShakiraは、現在のラテンの流行について、1990年代のブームのように衰退していくことになるかどうか訊かれると次のように応じている。「そのアーティスト次第よ。残ってしかるべきアーティストもいれば、消えることになるアーティストもいると思う。常に起こることだからね。種の自然選択よ」 「だけど、ラテン音楽がブームに終わるとは思わない。この世界はいまや違うものになってると思うし。ソーシャルメディアのおかげで何がヒットするか決めるのはラジオだけじゃなくなってきてる。それは人間なのよ」 [PR] 【au公式/うたパス】初回30日間無料