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3月, 2018の投稿を表示しています

当ブログの閲覧にあたって

【ディーヴァな土曜日】不完全さを肯定するポップスター、Ariana Grande

Ariana Grandeはニコロデオンのアイドル的存在として2013年にデビューして以降、紆余曲折ありながらも実に珍妙なキャリアを歩んできた。そんな彼女はいまや最も重要なポップスターの一人である。単純に記録だけを見ても、先日リリースされた最新作『thank u, next』からの3曲がBillboard Hot 100でTOP3を独占するというThe Beatles以来の快挙も成し遂げている。 Ariana Grandeは他のポップスター達とは一線を画す、勇敢で、奇妙で愉快な、思慮深い人間味のあるポップスターである。この5年間、彼女は私たちに様々なことを教えてくれたが、その中で最も重要なメッセージは 「時に間違いを犯しても構わない。完璧でなくて良い。でも自分に正直であれ」 ということだった。 完璧を求められる女性ポップスター 女性のポップスターとして大成するには「完璧」でなければいけない、そう私たちは思い込まされてきた。それはMadonnaやBeyonceにしても、もしくは2010年代を代表するポップスターTaylor Swiftにしてもだ。常にヒット曲を出し続け、若々しいルックスを保ち、完ぺきなパフォーマンスをし、政治的社会的思想すべてにおいて尊敬できる行いをする「フルパッケージ」な存在であることがメインストリームで活躍する女性には求められてきた。もしも彼女たちがそこから一歩でも踏み外せば、途端に批判にさらされる。私たちはそんな例をいくつも見てきた。 そうしたフルパッケージなポップスターと一線を画すアーティストとしてRihannaが思い浮かぶかもしれないが、実は彼女こそ「完璧」なアーティストである。彼女には一切隙がない。「Rihannaを批判することで、逆にその人のブランドが傷つく、もしくは思考の浅はかさが露呈される」という次元にまで自分のブランドを構築してきたアーティストがRihannaである。では本当に「完璧」でなければいけないのだろうか。インディーでは、良いアルバムさえリリースできれば、完ぺきであることは求められない。メインストリームでの地位を確立したヒップホップ・アーティストにはむしろ完ぺきさが求められていない。その隙や弱さ、時に犯した過ちが逆にアーティストの魅力ともなり得る。 Ariana Grandeが2013年に、"T

Christina Aguilera、幼少期に目撃したDV被害やセクシャルな表現をする若手アーティストについて語る

『Paper』 誌の最新号の表紙を飾り、素顔をさらけ出しているChristina Aguileraが、DV被害を目撃した体験や若手アーティストのセクシャルな表現について語っている。 まずChristina Aguileraは、幼少期に母親が家庭内暴力を受けている姿を見て育ったことを明らかにしている。「服従的になって自分の言動に気を遣い、さもなければ殴られていた母を見てきたの」と彼女は語っている。「不幸なことに、事態が悪化していって大きな傷を負うことになるか、そこから勇気を振り絞ってこれ以上悪くならないよう決断を下すかしかないのよ」 「『どうして彼女は別れないの?』なんて言わないでほしい。心理的なダメージや精神的虐待を受けている中で、そういう状況にいるんだからね。多くの人は声を上げることもできなければ、どうやって抜け出せるかもわからないのよ」 Christina Aguileraは一方で、"Dirrty"をリリースした際に、自身の露出度の高い恰好や悪びれない態度で大きな批判を受けた当時の状況と比較すると、2018年はかなり「進歩している」とする意見を述べている。 「みんなの前で自分の表現してもそんなに批判されなくなっている」と彼女は最近の若手アーティストについて語っている。「そして私も自分を表現した。当時の私には本当に興味深かったんだけど、それで物議を醸したわけだけどね」 「Madonnaはキャリアを通じて、そういうことを乗り越えなければいけなかった。そして彼女は、私の世代が立ち上がるための道を切り開いてくれたの」 「そして私も次の世代への橋渡しをしたわけで、いまや若い世代がどんどん立ち上がっているでしょ。そんな状況を見ることができて嬉しいの。とても素晴らしいことよ」 [PR] 【au公式/うたパス】初回30日間無料      

The 200 Best Songs of 2000s(120位→101位)

Risky Alternativeが選ぶ2000年代のベスト・ソング200曲。120位から101位まで。 200位→181位 180位→161位 160位→141位 140位→121位 120. Missy Elliott feat. Ciara & Fat Man Scoop - Lose Control (2005) Produced by Missy Elliott 119. Alicia Keys - Fallin' (2001) Produced by Alicia Keys 118. Linkin Park - In The End (2001) Produced by Don Gilmore 117. Clipse feat. Pharrell - Mr. Me Too (2006) Produced by The Neptunes 116. Mariah Carey - Touch My Body (2008) Produced by Mariah Carey & Christopher Stewart 115. Eve - Tambourine (2007) Produced by Swizz Beatz 114. Interpol - Obstacle 1 (2002) Produced by Gareth Jones & Peter Katis 113. Christina Aguilera - Ain't No Other Man (2006) Produced by DJ Premier 112. Eminem - The Real Slim Shady (2000) Produced by Dr. Dre & Mel-Man 111. Britney Spears - Piece of Me (2007) Produced by Bloodshy & Avant 110. Klaxons - Golden Skans (2007) Produced by James Ford 109. Kelis feat. Too $hort - Bos

Diplo、現在の音楽シーンを語る。「俺はトレンドを作りたいし、流行をかき乱したい」

音楽プロデューサーであり、いまやポップスターでもあるDiploが 『The Guardian』 とのインタヴューの中で現在の音楽シーンについて語っている。 Diploは南フロリダで育っておりいるが、元軍人の父親を彼は迷惑に感じていたと語っている。「俺は本当に悪い子供だったよ。いつも家族をがっかりさせていたんだ」と彼は語っている。「何度母親を泣かせたか数えきれないくらいだね」 「両親はたしか、10年前まで俺がドラッグディーラーだと思ってたんだよ」と彼は笑いながら語っている。「俺がどれだけ頑張っているか、父親はちっともわかっていないと思う。だけどいつも俺のやってることを彼に証明しようとしているよ」 アメリカでエレクトロ・ダンス・ミュージックが流行し始めたときに始めたMajor Lazerの活動について、「俺たちは(EDMの人気を)利用したんだ」とDiploは語っている。「だけど、Major Lazerは異なる存在だと俺はいつも考えてた。俺たちはビッグルーム系のハウスミュージックをやっていない。多様性ある存在なんだ」 一方で、彼は現在のグローバルなポップ音楽には「荒涼とした未来が待っている。たまにブレイクするものがあるし、ラテン音楽はいま注目されている。だけどその先が俺には見えないんだよね」と悲観的な見方を示している。 「俺は絶対に流行の波には乗りたくないんだ」と彼は語っている。「俺はトレンドを作りたいし、流行をかき乱したいんだ」 [PR] 【au公式/うたパス】初回30日間無料      

Anne-Marie、これまでのキャリアやデビュー作を語る

デビューから2年以上を経て、ついに待望のデビュー・アルバム『Speak Your Mind』を来月リリースするAnne-Marieが 『Refinerty29』 のインタヴューに応じており、これまでの成功や自身の不安定な感情について語っている。 彼女はこの2年間の成功について次のように振り返っている。「ベッドに横になってこう考えることが度々あった。『これ全部を私は成し遂げてきたのね。なんてことなの。しかもそれが私なんてね』」 「だけど世界を旅して、そこでいろんな人に会ってるときは、いつもまるで自分の体験じゃないことをしてるみたいな感じなの。普段は、エセックス生まれの普通の女の子って感じなんだけどね」 アルバム収録曲"Perfect"では、自身の不安定な感情を吐露している。「たしかこういう曲を10回くらい書こうとしてみたことがあるの」と彼女は説明している。「だけどいつも結局、かなり説教じみた感じになっちゃったの。『自分を愛して。愛さなきゃいけないのよ』みたいなね。正直言って、そういう曲とうまく向き合うことができてなかったの。全然ね」 「だけど今回は、女性が体型に対する自身について話しているYouTubeのビデオを大量に見たの。すごくエンパワメントされたし、そういうのを反映させた曲を書きたいと思ったの」 さらに彼女は、「だから私が恥じていることや、誰も見ていないところで、一人でやっていることも全部書き出した。そして全部をこの曲のなかに全部投入することにしたの」と語っている。「もしも誰かにバカにされたり、自分についての醜悪なコメントを見たりしたときに、"Perfect"がみんなの手に届く曲になって、少しでも気分がよくなってもらればいいなって思う」 一方で、Anne-Marieは自身のキャリアにおけるイニシアチブについても語っている。「周りにいる人はみんな、私の意見をとても信頼してくれているの。私の持ってる素質を信じてもらうようなことは今のところあんまりしてないんだけどね?どちらにしろ、私の周りには本当にいい人たちがいる。音楽業界で他の人がどんな問題にぶつかってるかはわからない。だけどわたしはこういう人間だから、そんなことには我慢していられないと思う。こうなっちゃうわ。『私の話を聞け!』ってね」

03/27/18: Risky Alternative's Playlist

・Amen Dunes - Blue Rose "Blue Rose"は、Damon McMahon率いるAmen Dunesの来る新作『Freedom』からの1曲。Chris Coadyのプロデュース曲。 ・Betty Who - Ignore Me "Ignore Me"は、オーストラリア出身のシンガーソングライターBetty Whoによる、インディペンデント・アーティストとなってから初めてのシングル曲。Peter ThomasとKyle Moormanのプロデュース曲。Betty Whoは、この曲について 『OUT』 に次のように語っている。「"Ignore Me"は、私の人生で起きた本当にたくさんのことについての曲なの。私は数え切れないほどたくさん拒絶されてきたの。男からも、プロフェッショナルな生活の面でもね。"Ignore Me"は、誰かが導いてくれていたはずなのに、崖っぷちの状態にいたっていう心情を歌っているの。しかも私はこの曲を書いていた時、そういうことを自分のレコードレーベルとの間でもたくさん経験したのよ」 ・Big K.R.I.T. feat. T.I. - Big Bank "Big Bank"は、Big K.R.I.T.が昨年リリースした最新作『4eva Is a Mighty Long Time』からの1曲であり、T.I.が参加している。Big K.R.I.T.自身のプロデュース曲。Big K.R.I.T.はこの曲について 『NPR』 に対し、次のように語っている。「これは、この国、そして南部にいる俺についての曲で、メロディックな素晴らしい曲をサンプリングしている。T.I.をこの曲に迎えられて嬉しいよ。こういうテンポやバウンスに、彼は乗りやすいってわかってたしね」 ・Courtney Barnett - Nameless, Faceless "Nameless, Faceless"は、Courntey Barnettの通算2作目となる来る新作『Tell Me How You Really Feel』からのリードシングル曲。Burke ReidとDan Luscombe、そしてCourtne

Kacey Musgraves、新作について語る。「現代を生きる人々にとっての現実逃避になったらいい」

ついに最新アルバム『Golden Hour』を3月30日にリリースするKacey Musgravesが、 『The FADER』 のインタヴューに応じており、新作について語っている。 前2作で多くの曲を共作してきたLuke LairdやShane McAnallyの関与が今作は薄いことについて、彼女は次のように語っている。「彼らはちゃんと理解してくれた。私は自分の道を探し当てる必要があったの。以前うまくいったことだからって、それと全く同じことをするなんて絶対にイヤだからね」 さらに彼女は次のように語っている。「だけどもちろん変な感じだった。前の2作は彼らと一緒にやったわけだしね。だけど、私たちは今作のために数曲作曲したし、いい曲だったの。だから一緒にもできるし、そしたら何も考えずに済む。ただ私の好きなものを書いてればいいんだから。だけどもう一度言うけど、そういうことをし続けたくはないの。自分の思考や限界を押し広げていきたいから」 Kacey Musgravesは自身の音楽性について伝統的なカントリーの要素がありながら、ジャンルの枠にとらわれてもいないことについて、「私よりカントリー音楽を愛してる人なんているわけないわ」としたうえで、「カントリー音楽のことを全然知らない人も気に入ってもらえればいいなと思う」と語っている。 「私自身のゴールはいつも、音楽の自由を完全に達成するってことだったの。それに私はそういうことをしているところだって感じる。だって、新しいことに挑戦するのを恐れていないところとかはそうでしょ?」 またKacey Musgravesはミレニアル世代の女性カントリーシンガーとして、新作は政治や社会に対して語っているものになるのかを訊かれると、彼女は次のように応じている。「この作品にみんなが期待してきたことに較べると、少し曖昧なものになっていると思う。だけど私たちはいま、すべてが本当に腫れあがっている時代にちょうどいるところだとは感じるの。あらゆる側面から見た政治的な意見の氾濫にみんな、常にさらされているわけでね」 「わからないけど、いま音楽の中でそういうことにこだわったり、言いたいことを音楽に説明させるのは、簡単なことだろうと思うの。だけど確信はないけど、そういうことをすれば、さらにみんなが真逆の方向に行くように動機づけられて、

The 200 Best Songs of 2000s(140位→121位)

Risky Alternativeが選ぶ2000年代のベスト・ソング200曲。140位から121位まで。 200位→181位 180位→161位 160位→141位 140. Modest Mouse - Float On (2004) Produced by Dennis Herring 139. Yeah Yeah Yeahs - Zero (2009) Produced by Nick Launay & David Andrew Sitek 138. Shakira - Whenever, Wherever (2001) Produced by Shakira & Tim Mitchell 137. Grizzly Bear - While You Wait for the Others (2009) Produced by Chris Taylor 136. Young Jeezy feat. Kanye West - Put On (2008) Produced by Drumma Boy 135. Feist - Mushaboom (2004) Produced by Renaud Letang 134. Lil Mama - Lip Gloss (2007) Produced by James "Groove" Chambers 133. Robyn - Be Mine! (2005) Produced by Klas Ahlund 132. Arcade Fire - Wake Up (2004) Produced by Arcade Fire 131. Estelle feat. Kanye West - American Boy (2008) Produced by will.i.am 130. The White Stripes - Fell In Love With a Girl (2002) Produced by Jack White 129. Omarion - Ice Box (2006) Produced by The Royal Court

BleachersのJack Antonoff、映画『Love, Simon』のサウンドトラックの制作について語る

BleachersのフロントマンであるJack Antonoffが、映画『Love, Simon』のサウンドトラックの監修を務めたことについて 『Entertainment Weekly』 に対して語っている。 まず、彼はその映画を初めて見たときのことを語っている。「(この映画のことは)よく知らなかったんだけど、たくさんの人がそのことについて喋っててね。その映画を見て一番に思ったのは、こういうジャンルの映画を僕は随分見ていなかったなってことを思い出したってことなんだ。(映画『ブレックファスト・クラブ』などで知られる)John Hughesの映画みたいなものをね。すごく感動したし、美しいと思ったよ」 さらに彼はこの映画への愛を語っている。「もっとも大事なのは、僕はこの映画が大好きだし、そこにいるキャラクターが大好きだし、あの感じが大好きなんだ。それからこの映画の道徳的な立ち位置についてもね」 Jack Antonoffはさらにサウンドトラックを制作することに対して、どのようなアプローチを取ったのかについて語っている。「アルバムの時みたいな感じで制作に臨んだんだ。唯一の違いは、もう一つの作品に対する制約があるアルバムになるってことだけだね」 「興味深いことと言えば、新曲や古い曲もあるけどそれぞれが影響を及ぼし合って曲が引き立つように作られているってことだね。すべての瞬間において、映画を見たときの感情をそのまま思い出せるようにしなければいけないのと同じように、アルバムとしても機能する必要があるんだ」 Jack Antonoffはさらに書き下ろしのテーマソング"Alfie's Song (Not So Typical Love Song"についても語っている。「映画を一回見て、こう思ったんだ。『こういう曲を書いてみたいな。初恋の喜びだけじゃなくて、初恋は引き裂かれるものだという真実を伝えるものを』ってね。だって、誰も『あぁ、私の初恋は最高だった!』なんてならないだろ。みんな初恋はマジで胸が痛むものさ」 さらに『Love, Simon』は、ゲイの若者が主人公として描かれているものとしては歴史上初めて、メジャー・スタジオから公開される映画となっているが、LGBTQの声を取り入れるためにどのような方法を取ろうとしたのかに

論評:Justin Timberlakeは本当に黒人文化を盗用しているのかという問いに対する個人的見解

”白人アーティストが黒人音楽を盗用して利益を得ている”という批判は、これまで多くなされてきたものである。日本にいると実感しづらい難しい繊細な問題であるだけに、日本でニュースとして取り上げられること自体あまり多くないのだが、決して日本も無関係な問題ではなく様々な意見や考察がなされるべきだと考え、個人的な意見や考えをここに示したいと思う。 あくまでもこれは私見である。何よりも私は黒人音楽や海外のポップ・ミュージックの専門家ではないし、評論家とも自認しておらず、あくまでも音楽好きの物書きからの視点としての意見を展開していく。正直に言うと、この記事を投稿すること自体が恐い。しかし、こうしてメインストリームの音楽の快楽部分を享受している身である以上、何も考えないというわけにはいかないと感じる。そういうわけで、あくまで問題提起に近いものとして受け止めていただければと思う。 Bruno Marsが黒人文化を盗用しているとするTwitterの騒動 まず私がこのような記事を執筆するに至ったきっかけであるが、まさに2週間前くらいに「Bruno Marsが黒人音楽の文化を盗用している」としてツイッター上で非難の声が上がるという騒動があった。 ”プエルトルコ系の父と、フィリピン人の母を持つハワイ育ち”という、アフリカ系とは異なる出自でありながら、Bruno Marsはいわゆる”ブラック・ミュージック”というものを取り入れた音楽をメインストリームに発信し、成功を収めてきたアーティストである。元々彼のブレイクのきっかけが、B.o.Bの"Nothin' On You"での客演から始まり、様々なラッパーとのコラボによるものが起因していることも見逃せないが、特に最新アルバム『24K Magic』では、彼の愛する黒人音楽に敬意を捧げる作品という趣向が顕著にみられる作品だった。 彼が白人ではなく、アメリカにおけるマイノリティの人種であることも踏まえると、問題が多少異なってくるのかもしれないが、基本的にこうした非難の声に対して、Bruno Marsを擁護する意見が様々なメディアからなされている。 一方で、ライターであり、文化評論家のSeren Senseiは手厳しい指摘を行っている。 「Bruno Marsは100%文化を盗用している。彼は黒人じゃない

Cardi B、ストリッパーになった理由やOffsetの浮気について語る。「ビッチ、私は見た目がよくて金持ちで才能があるって自覚してる」

4月についにデビュー・アルバムをリリースするCardi Bが、 『Cosmopolitan』 の最新インタヴューの中でストリッパーになった理由について語っている他、ファンとの向き合い方やOffsetのことを語っている。 Cardi Bはストリッパーだった過去を明らかにしているが、それについて恥じたことはこれまで一度もないと語っている。「みんな『なんでストリッパーなんてしたの?』って訊ねるけど、私だってこんなこと言いたくないのよ。『あぁだって、付き合ってる男がいて、彼から離れるのにお金が必要だったの』なんてね」 さらに、職業に関係なくリスペクトはされなければいけないことだと彼女は語っている。「みんな、そのせいで私のことをリスペクトしてないみたいだけど、これからはストリッパー達のことをリスペクトしなきゃいけなくなるのよ」 さらにCardi Bは現在の「MeToo」運動の中心となっているのが裕福な女性ばかりであることを指摘しており、すべての女性は同等のリスペクトを受けるべきだと語っている。また、彼女はこの運動を支持している男性にも懐疑的な見方を示している。「こうしたプロデューサーや監督たちって本当に考えを持っているわけじゃない。恐れてるの」 一方で、Cardi Bは名声を得ても正気を保ち続けることができていることについて語っており、増え続けるファンベースについて次のように語っている。「みんな異なる意見を持っているし、違う信仰を持っているし、いろんな環境で育ってきた。だけど、注意深くはならなきゃいけないし、誰かを攻撃するべきじゃない。誰だっていろんなことで悩んでいるんだから。でもみんなアーテイストに対して確固たる意見を持ってるの。だから自分を自分でフィルターにかけなきゃいけないわけ」 さらに彼女は、Offsetの浮気を知りながら婚約を継続している理由についても語っている。「もうね、みんな言いにやって来るのよ。『なんで彼と別れようとしないの?あなたって自尊心が低いのね』って。自尊心が低いわけないでしょ。ビッチ、私は見た目がよくて金持ちで才能があるって自覚してるの。どんな男だって欲すれば手に入れることができるって確信してるわ。それがバスケットボール選手であれ、野球選手であれね。だけど私は彼との問題を解決したいと思っているし、その理由を説明する必要だってな